高松駅から徒歩で瀬戸内海の風景を楽しめる、高松市ベイエリア「サンポート高松」の階段護岸「せとシーパレット」。備讃瀬戸の女木島･男木島をはじめとした島々や瀬戸内海を行きかう船の眺めが素晴らしい、散策やのんびりするのに最適なスポットです。高松駅･高松港の乗り換え待ちのちょっとした散策にもおすすめ。写真盛りだくさんでご紹介します。
せとシーパレットの階段護岸を散策
「せとシーパレット」は、高松市のベイエリア「サンポート高松」の中央ふ頭、５万トン岸壁の反対側(北西側)にある階段護岸。
300mほど 階段護岸が続きます。
海面を、かなり近くに感じることができますよ。
こちらは、せとシーパレット南西端部。
彫刻家・流政之(ながれまさゆき・1923～2018)さんの作品「MATAKITENO」(2006年)。
MATAKITENO＝「またきての」は、讃岐弁で「また来てくださいね～」みたいな感じかな。
沖には、瀬戸内海･備讃瀬戸の島々が。
目の前に見えている島は、女木島。
女木島は、桃太郎伝説の「鬼ヶ島」とも言われる島ですよ。
高松から女木島への航路についてはこちらの記事をご覧ください
眺望の案内板もあります。
かなり遠いですが、香川県と岡山県の県境の島「大槌島」も見えますよ。(下写真左上に小さく見える、三角おにぎり型の小島が大槌島。)
備讃瀬戸を行きかう船も、ここの見どころのひとつですね。
ちょうど、女木島からフェリー「めおん」がやってきました。
散歩したり のんびりしたりするのに、とてもいいところ！
瀬戸内海で見られる小型のイルカ「スナメリ」モチーフのベンチ「すなめりちゃん」もあります。
せとシーパレットのある中央ふ頭には、レストラン「MIKAYLA」(ミケイラ)も。
香川県の県木でもあるオリーブを与えた「オリーブ牛」や 讃岐和三盆のプリン・讃岐の日本酒など、ご当地食材のメニューもありますよ。
泳いでくるイノシシに注意！？
のんびり散策に良いところですが、こんな注意書きが。
イノシシが海を泳いでやってきて、ここから上陸しようとすることがあるそうです。
柵に張り巡らされている網は、イノシシの上陸防止用なんですね。
北端から玉藻防波堤が伸びる
せとシーパレットの北端部からは、高松港玉藻防波堤が伸びてます。
長さ約540ｍの防波堤の先端には、高松港のシンボル・ガラスの赤灯台「せとしるべ」が。
せとシーパレットへのアクセス(高松駅･港から徒歩で)
せとシーパレットは、ＪＲ高松駅･高松港旅客ターミナルなどを中心とした「サンポート高松」(５万トン岸壁の反対側・北西側)にあるので、公共交通でのアクセスも良好！
鉄道・バス・船の乗り換え待ち時間に、ちょっと散歩してみるのもいいかも。
いいとこなので のんびりしすぎて乗り遅れないようご注意w
鉄道・バスでのアクセス
ＪＲ高松駅から700m・ことでん高松築港駅から600m
駅からは、まずは「フェリーのりば」を目指すと分かりやすいと思います。
高松駅から高松港フェリーのりばへの徒歩ルートは こちらの記事をご覧ください
船でのアクセス
高松港サンポートフェリーのりばから300m・客船のりばから500m
(＊ジャンボフェリーのりばはサンポート高松から4km離れた「高松東港」ですのでご注意を！)
なお、高松駅方面から「高松コリドー」(フェリーのりば連絡歩道橋)やその先の海辺を歩けば、「せとシーパレット」までの道中でも瀬戸内海の風景を楽しめます。
高松城跡･玉藻公園から
お濠でのタイのエサやり体験が楽しい「高松城跡･玉藻公園」西門(ことでん高松築港駅すぐ)からも、600mほどですよ。
以上、瀬戸内海の風景を楽しめる、サンポート高松「せとシーパレット」のお話でした！
最後までお読みいただき ありがとうございます。
