高松港のシンボル的赤灯台「せとしるべ」(高松港玉藻防波堤灯台)と、備讃瀬戸の素晴らしい眺望を楽しみながら灯台のある先まで歩いて行ける、長さ540mの散歩コース(?)「高松港玉藻防波堤」のお話です。高松港の安全を支える他の地味な灯台たちの写真も。ぜひ最後までご覧ください。
高松港玉藻防波堤(長さ540m)は 先まで歩いていける
サンポート高松中央ふ頭、階段護岸「せとシーパレット」(記事こちら)北端から海へと伸びる、高松港玉藻防波堤。
防波堤の根元(せとシーパレット北端)から先端までの長さは540mほどあります。
防波堤の上は遊歩道になっており、先まで歩いて行くことができますよ。
もちろん歩く速さによるけど、
長さ540mだから 片道 徒歩7~8分ってところかな
海に大きく突き出してるから、眺めは最高だね!
穏やかな瀬戸内ですが、強風・波浪・濃霧などの時は閉鎖されます。
また、バイクは進入禁止ですよ。
防波堤の途中にお手洗いや自動販売機はありません。
せとシーパレット横・レストランミケイラのある建物(高松港レストハウス)には、お手洗いと飲料自動販売機があります。
防波堤の根元から先端部までの往復は1.1kmほど(防波堤の長さ約540m)ですが、トイレ・自動販売機のある場所からの往復だと1.4kmほどの距離があります。
防波堤上に小さな日よけがある休憩スポットが2か所ありますが、季節によっては陽射しにも注意が必要ですね。
高松港赤灯台「せとしるべ」は 世界初の総ガラス張り!
高松港玉藻防波堤の先端にたつ赤灯台は、「せとしるべ」(正式名:高松港玉藻防波堤灯台)。
1998(平成10)年11月初点灯、塔の高さは14.2m。(前身の「高松港西防波堤灯台」は1964年初点灯)
「せとしるべ」は、フェリーが多数出入りする高松港の重要な航路標識(灯台)のひとつ。高松港のランドマーク・シンボル的な存在ですね。
(下写真:せとしるべの横を通過して高松港へ入る フェリー「めおん」・手前に見える網は海からのイノシシ対策)
高松港を発着する船から見かけたことのある方も多いことでしょう。
ちなみにこの写真は、高松から小豆島(池田港)へ向かう国際両備フェリー(乗船記こちら)から撮りました。
せとしるべは いわゆる「デザイン灯台」で、灯台として世界初の総ガラス張り(ガラスブロック使用)。なんと夜間は全体が赤く光ります。
赤灯台「せとしるべ」(高松港玉藻防波堤)へのアクセス
ガラスの赤灯台「せとしるべ」が先端にある高松港玉藻防波堤は、せとシーパレットの北端部(中央ふ頭北端部)に入口ゲートがあります。
JR高松駅からこのゲートまで徒歩900mほど、そしてこのゲートから防波堤先端の「せとしるべ」赤灯台まで約540m。合わせてJR高松駅から「せとしるべ」赤灯台(防波堤先端)まで片道1.5km程度です。
詳しくはせとシーパレットへのアクセス情報(記事こちら)も合わせてご覧ください。
高松港の他の灯台
「せとしるべ」(高松港玉藻防波堤灯台)に比べると地味ですが、高松港を発着するフェリー・高速船からよく見える灯台が他にも。
こちらは、「せとしるべ」と赤白で対になる「高松港朝日町外防波堤南灯台」。高松港を発着するフェリーの多くが、この白灯台と「せとしるべ」(赤灯台)の間を通ります。
こちらは、「高松港朝日町外防波堤北灯台」。上の写真の白灯台と同じ防波堤の 北端にあります。
同じ灯台でも、「せとしるべ」とも上の写真の白灯台とも違う「ザ・灯台」ってカタチですね。
以上、散策スポット「高松港玉藻防波堤」と、その先っちょにある高松港のシンボル「せとしるべ」(高松港玉藻防波堤灯台)のお話でした。
最後までお読みいただき ありがとうございます。