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神戸・明石周辺

大中遺跡公園(播磨大中古代の村)の竪穴住居と植生復元!

神戸・明石周辺

大中遺跡とは

大中遺跡は、兵庫県加古郡播磨町にある 弥生時代後期~古墳時代初頭の集落の遺跡。長さ約500m×幅約180mで、面積は約70,000㎡(東京ドーム1.5個分)。円形・四角形・六角形など4タイプの形の竪穴住居跡が見つかっているほか、弥生土器(皿や壺など)・土錘(漁業用の網のおもり)・鉄器などの弥生時代の生活道具や「内行花文鏡片」(中国製の鏡の破片・播磨町指定文化財)等々、多数のものが出土しています。
大中遺跡の発見は、1962(昭和37)年6月。発見者がなんと地元播磨町内に住む3人の中学生であることでも有名です。

大中遺跡公園は 竪穴住居も植生も復元された憩いの場

緑豊かな公園として整備され 憩いの場に

大中遺跡は1962(昭和37)年の発見後、1967(昭和42)年には国の史跡に指定、現在は大中遺跡公園「播磨大中古代の村」として整備されています。緑豊かなで広々としたこの公園は、憩いの場となっています。

はまぐりくん
はまぐりくん

この日はお天気も良くって いい気分だったよ!

竪穴住居が復元されている

発掘調査に基づいて、竪穴住居の一部が復元されていますよ。

竪穴住居の中に入ることもできる

竪穴住居の中に入ることもできます。入口が低いので 頭上にご注意!

竪穴住居の中の様子。

弥生時代っぽく写真を撮ってみよう

広い公園ですが周辺は街なので、「弥生時代っぽい写真」(?)を撮ろうとすると、これがけっこう難しいです。

おせんべさん
おせんべさん

どうしても、弥生と令和の街並みがコラボしがちなんだよねw

園内を歩き回り、できるだけ令和感が出ないように撮ってみましたw

ベンチでのんびり

園内には、ベンチも。
散策にも、のんびりするのにもいいところですね。

古代の植生も再現されている

なお、大中遺跡公園「播磨大中古代の村」では、竪穴住居だけでなく「当時の植生」も再現されて植えられているそうですよ。

それぞれの季節には、桜・梅やサザンカの花も咲きます。(写真は5月)

園内には兵庫県立考古博物館と播磨町郷土資料館が

復元された竪穴住居や植生は、園内にある兵庫県立考古博物館の「館外展示」という位置付けでもあるようです。

大中遺跡の出土品や郷土の偉人・別府鉄道(1984年に廃線)関連の資料などがあり、別府鉄道の保存車両が屋外展示されている「播磨町郷土資料館」も園内にあります。

播磨町郷土資料館では、マンホールカードの配布も行われています。

開園時間は季節で異なる・入場料は無料

開園時間は、4月から9月は9時~18時、10月から3月は9時~17時です。(2024年5月現在の情報)
なお、大中遺跡公園の入場料は無料です。ただし、園内の「兵庫県立考古博物館」の有料ゾーンへの入場には入場料が必要です。

アクセス・駐車場情報

電車でのアクセス

JR神戸線「土山駅」から「であいのみち」(旧別府鉄道廃線跡を整備した遊歩道)経由 徒歩約1km
*JR神戸線の「新快速」は、土山駅には停車しません。
*電車でのアクセス・遠方からのアクセスについて詳しくはこちらの播磨町郷土資料館(大中遺跡公園の園内にある)へのアクセス記事をご覧ください。

クルマでのアクセスと駐車場情報

第二神明道路・加古川バイパス「明石西IC」から 約3km

大中遺跡公園の駐車場について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

以上、
竪穴住居や当時の植物が復元された、緑豊かな散策・のんびりスポット、兵庫県播磨町にある大中遺跡公園(播磨大中古代の村)のお話でした!

最後までご覧いただき ありがとうございます。

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