2021年7月に蒜山高原の中心にオープンしたグリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)。
パビリオン「風の葉」が印象的なこの施設を、写真盛りだくさんでご紹介します。
グリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)とは
グリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)は、「SDGs未来都市」にも選定されている岡山県真庭市が、2021年7月に蒜山高原の中心地に建築家隈研吾さん設計監修のもとオープンした施設。
ひときわ目を引くパビリオン「風の葉」をはじめ、真庭市蒜山ミュージアムやサステナブルなグッズのショップ・サイクリングセンター・観光案内所などがあります。
「GREENable」は、自然や緑を意味する“GREEN”と、持続可能を意味する“Sustainable”をあわせた造語だそうな。
東京・晴海から蒜山高原に「移築」「里帰り」
これらの建築物は、環境にやさしく持続可能な材料と言われる「木質直交集成板」(CLT=Cross laminated timber)のアピールのために 2019年に東京・晴海に建設(CLT PARK HARUMI)されたものを、一旦バラして蒜山高原に移築したもの。
蒜山高原に久しぶりに来たのに なんか見覚えがあると思ったら、
前は晴海にあったのか!
晴海通りのトリトンスクエアの向かいにあったよね。
跡地には新しいホテル
が建ってるよ。
この建材(木質直交集成板・CLT)は 蒜山高原のある真庭市産の木材(ヒノキ)を使って真庭市で作られたもので、ある意味「里帰り」なんですね。
蒜山高原の新ランドマーク「風の葉」は入場料無料
何より目を引くのは、蒜山高原の新しいランドマークとなっているパビリオン「風の葉」。
「風の葉」の中は心地よい空間
さあ「風の葉」の中に入ってみましょう。入場料は無料です。
この写真を撮った日は4月中旬。急に春めいて暑いくらいの日でしたが、日陰に入ると高原に吹く風がとても涼しく感じられました。
木漏れ日みたいな心地よさがあるよね~
中に、GREENable HIRUZENのロゴが。
フォトスポット感がありますが、撮影台のようなものは見当たりませんでした。
このたくさんの板が、真庭市産の木材なんですね。
ちなみに 写真奥にちらっと見えているのは、ヒルゼン高原センター(記事こちら)ですよ。
ライトアップ設備も
ライトアップ用の照明設備もありますね。
真庭市蒜山ミュージアム&ショップ・サイクリングセンターなど
グリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)には、真庭市蒜山ミュージアムや、サステナブルを意識した商品を扱うショップ・サイクリングセンター・観光案内所も。
なお、真庭市のマンホールカードはこのサイクリングセンター観光案内所で配布されています。
こちらは真庭市蒜山ミュージアムの館内。窓の外にパビリオン「風の葉」が見えています。
グリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)への入場は無料ですが、この真庭市蒜山ミュージアムの入館には入館料が必要です。(一般・高校生以上300円/人)
「真庭のシシ」は常設ではない
グリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)にイノシシのオブジェ「真庭のシシ」が常設展示されているかのような情報をネットで見かけますが、これは誤り。「真庭のシシ」はここに常設展示はされていません。
現地の方のお話によると「真庭のシシ」は、イベント等に合わせていろいろな所に「出張」し、グリーナブルヒルゼンに「来ることもある」ということだそうです。
写真は、以前「真庭のシシ」が展示されていた跡地です。
グリーナブルヒルゼンの駐車場とアクセス
グリーナブルヒルゼンの駐車場は、向かいにある観光施設「ヒルゼン高原センター」(詳しくはこちらの記事をご覧ください)と共用。
ご覧の通りの広大な駐車場です。
グリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)・ヒルゼン高原センターの駐車場へは、米子自動車道「蒜山IC」から3kmほどですよ。
なお、駐車後 グリーナブルヒルゼンへはこの道路(岡山県道114号)を横断することになります。横断時は通行車両に十分注意したいですね。
以上、蒜山高原の新スポット、サステナブルな建物が印象的なグリーナブルヒルゼン(GREENable HIRUZEN)のお話でした!
最後までお読みいただき ありがとうございます。