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倉敷(岡山県)

倉敷の穴場「美観地区以外」の観光スポット・倉敷市立自然史博物館

倉敷(岡山県)

この記事では、倉敷の市街地エリア(倉敷駅徒歩圏)内にある倉敷美観地区以外穴場観光スポット倉敷市立自然史博物館をご紹介します。
なおこの倉敷市立自然史博物館は「倉敷美観地区以外」の場所ではありますが 美観地区から徒歩すぐで、観光休憩所も併設されており 観光時の立ち寄りにも便利です。倉敷美観地区散策と一緒にいかがでしょう。

美観地区以外だけど好立地な穴場「倉敷市立自然史博物館」

美観地区すぐ近くでも 観光客は少な目

こちらが、美観地区以外の倉敷市街観光で 穴場としておすすめする、倉敷市立自然史博物館。
1983(昭和58)年に開館した、岡山県内の動物・昆虫・地学・植物等に関する展示がある博物館です。
倉敷美観地区から「倉敷中央通り」(倉敷駅南口から続く大通り)を挟んですぐ西にあります。
倉敷美観地区のすぐそばではあるのですが、美観地区側から見て大通りを渡った先にあり、観光客の大きな流れからは外れた場所です。

「倉敷市観光休憩所」も穴場

倉敷市立自然史博物館のある建物内には「倉敷市観光休憩所」も併設。休憩の穴場です。
自然史博物館は有料施設ですが、「倉敷市観光休憩所」は博物館入場とは関係なく「無料」で利用することができます。
テーブルとイスが多数置いてあって、飲料自動販売機・お手洗いも完備。私も倉敷に来たときは毎回お世話になっています。

美術館・図書館も隣接

なお、倉敷市立自然史博物館には、倉敷市立美術館・倉敷市立中央図書館も隣接しています。

倉敷市立自然史博物館 入館料金・開館時間・休館日

入館料金:150円(一般個人)
開館時間:9時~17時15分(最終入館16時45分)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)・年末年始(12月28日~1月4日)・その他臨時休館(収蔵庫くん蒸等)
*ご利用の際は最新情報をご自身でお確かめください

穴場だけど充実!4つの常設展示室と特別展示室

倉敷市立自然史博物館は3階建てで、4つのテーマ展示室(常設展示)と特別展示室で構成されています。

エントランスホールのナウマンゾウ親子

エントランスホールには、倉敷市立自然史博物館のシンボルとも言えるナウマンゾウの親子(母子)が。
お母さんゾウの名前は「ナウママ」、子ゾウは「パオ」です。(名前は公募で決められたそうな)
ちなみに、人が近づくと動いて鳴きます。

はまぐりくん
はまぐりくん

瀬戸内海の海底(氷河時代には陸地だった)から、ナウマンゾウの化石がたくさん見つかったんだって!

2・3F 常設展示室と特別展示室

2階に上がってきました。
2階に 第1・2・3展示室(常設展)、3階に第4展示室(常設展)と特別展示室があります。

2階「地球と生物の歴史」コーナーを抜けると、第1展示室です。

第1展示室「岡山県のなりたち」

第一展示室のテーマは「岡山県のなりたち」

岡山県で採取された化石や岩石・鉱物などの展示、ナウマンゾウの骨格模型などがあります。

第2展示室「岡山県のいきもの」

第2展示室のテーマは、「岡山県のいきもの」。

岡山県の地形や気候、岡山県で見られる生き物などに関する展示があります。

第3展示室「昆虫の世界」*虫が苦手な方閲覧ご注意*

*ここから先、虫の写真が表示されます!

第3展示室のテーマは「昆虫の世界」。

この博物館の中で 私が一番見応えを感じる展示室が、この第3展示室「昆虫の世界」です。

はまぐりくん
はまぐりくん

「本物昆虫図鑑」岡山県の昆虫がずらり!

世界の昆虫展示も。

おせんべさん
おせんべさん

「私たち親子です」コーナー。
虫の名前の書かれた扉をスライドさせると、幼虫が見えるようになってるよ!

昆虫採集に関する展示も。

第4展示室「植物の世界」

第4展示室(3F)は「植物の世界」。

植物に関する基礎知識、岡山県や倉敷市の植物などに関する展示が。

「植物から作られたおもちゃ」(昔のおもちゃ)で遊べるコーナーもありますよ。

特別展示室(3F)

3階には、特別展・企画展に使われる特別展示室があります。
この日は 特別企画展「倉敷市立自然史博物館秘蔵お宝展 第2弾」(~2024.06.30.)開催中でした。(下の写真は1Fエントランスにて)
*最新の特別展示については公式サイトでご確認ください。

ヒグマの剥製やアリゲーターガー(倉敷市産)の剥製、チョウの標本など、倉敷市立自然史博物館初披露のお宝標本公開だそうです。(2024年6月30日まで)

収蔵展示「ニタリクジラ骨格標本」(3Fエレベーター前)

「展示室」ではないのですが、3階エレベーター前には「ニタリクジラ骨格標本」が。

2022年12月まで開催されていた特別企画展「倉敷にクジラがやってきた! ~海はつながっている~」で展示されていた全身骨格標本で、今はこちらで展示されているそうです。

このクジラは、2021年(令和3)年に 倉敷市の水島港で亡くなった状態で発見された「ニタリクジラ」の雄で、なんと全長11.67m。

おせんべさん
おせんべさん

全長12m弱といえば、大型観光バスと同じくらいの長さだね!

写真では分かりづらいですが、現地で見ると、各骨がかなり大きいことがよく分かります。

穴場なのに見応えあり!美観地区以外の倉敷を求める方に

倉敷と言えば「白壁の蔵・なまこ壁・川と柳並木、そして古の建物を保存利用したおしゃれなお店…」

そんな「イメージ通りの倉敷」(倉敷美観地区)のすぐ横で、全く違う側面から岡山・倉敷を知ることができる倉敷市立自然史博物館。
しかも150円(一般個人)とお安いのに、かなり見応えあり。
倉敷美観地区近隣の穴場スポットをお探しの方、お手軽に「イメージ通りの倉敷以外」をお求めの方、美観地区に何度も来てて いつもと違う倉敷を見たい方、ぜひ。

虫好きのお子様にも、ぜひ。(高校生以下無料)
お子様用のステップ(たぶん)も随所に用意されていますよ。
お母様とお嬢様は「美観地区とおしゃれカフェ」、お父様とご子息は別行動で「自然史博物館と横の休憩所でジュース」とかもいいかも。

倉敷市立自然史博物館へのアクセス・駐車場

倉敷市立自然史博物館は、倉敷美観地区の西側すぐのところにあります。
・JR倉敷駅南口から徒歩約900m
・倉敷美観地区西端「美観地区入口」交差点から南へ約150m
・倉敷国際ホテル 斜め向かい
なお、倉敷市立自然史博物館の目の前に市営駐車場があります。

この記事は 以上です。
最後までご覧いただき ありがとうございます。

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