PR
神戸・明石周辺

元町駅発 観光モデルコース(徒歩) 穴場スポットも!

神戸・明石周辺

神戸市街地の中心JR三ノ宮駅の西隣にある「元町駅」。神戸中華街(南京町)や大丸神戸店の最寄り駅として知られる駅ですが、他にも見どころがたくさん。この記事では、元町駅から徒歩で神戸観光を楽しむモデルコースをご提案。「元町と言えば!」みたいな神戸の有名スポットから、かなり穴場だったり観光客が少なかったりするスポットもしっかりとご紹介します。

スポンサーリンク

元町駅は 三ノ宮(神戸三宮)駅の西隣

元町駅ってどこ?

このモデルコースの発着地点「元町」駅は、JR神戸線と阪神電車の駅。
神戸最大のターミナル駅である「三ノ宮」駅(阪神電車の駅名は「神戸三宮」)の西隣の駅で、三ノ宮から1~2分で着きます。歩いても10分くらいの距離ですよ。
なお、元町駅の北西300mほどの所に神戸市営地下鉄(西神・山手線)の「県庁前駅」、南東200mほどの所に神戸市営地下鉄(海岸線)の「旧居留地・大丸前駅」もあります。

元町駅に停車する電車について

「JR元町駅」にはJR神戸線の「快速」「普通」が停まります(「新快速」や特急列車は停まりません)。
「阪神元町駅」には「直通特急」「特急」等、阪神電車と山陽電車の全ての電車が停まります。

スポンサーリンク

元町駅「西口」から 徒歩観光モデルコーススタート!

元町駅「西口」から 徒歩観光モデルコースをスタートしましょう。
まずは、元町駅の北側(神戸風に言うと「山側」)の観光スポットを巡ります。

元町駅「西口」を北(山側)へ出る

元町駅の「西口」改札を出て、北側(兵庫県庁・兵庫県警・県民会館方面)へ出ましょう。

元町駅西口を北へ出て階段を上り、目の前にある歩道橋を渡ります。

歩道橋を渡ったら、まっすぐ進みます。

道の突き当りに、洋館の門が見えてきます。

兵庫県公館(県政資料館・迎賓館)

元町駅(西口)から徒歩約200mで、兵庫県公館(県政資料館・迎賓館)の南門に到着です。

兵庫県公館は、1902(明治35)年に兵庫県本庁舎として建てられた フランス・ルネッサンス様式の重厚で華麗な外観の建物です。現在は迎賓館・県政資料館として活用されています。
兵庫県公館内の「県政資料館」と庭園は、予約なしで無料見学できます。(迎賓館の見学は、「平日に5名以上の団体で」予め申し込む必要があります。)

こちらが、県政資料館の館内。
県政資料館は、「兵庫の歩み」「兵庫の魅力」「兵庫の産業」など8つの展示室で構成されています。

兵庫県公館(県政資料館)について詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。

約150m・徒歩2分

「みどり展望園」兵庫県庁2号館13階は 穴場休憩スポット

兵庫県公館(県政資料館)から北(神戸風に言うと「山側」)へすぐの所にあるのが、兵庫県庁2号館。3棟並んでいる兵庫県庁舎のうち、真ん中の建物が2号館です。(下写真左の建物)
この兵庫県庁2号館の13階に、無料の休憩・展望スポット「みどり展望園」があります。

この兵庫県庁2号館の13階に、無料の休憩・展望スポット「みどり展望園」があります。
兵庫県庁2号館内には正面玄関入って左手(西側・1号館に近い側・カフェのある側)のエレベーターに乗りましょう。(東側のエレベーターは12階までしか行きません)

兵庫県庁2号館13階に到着。
下写真奥のドアの向こうが、「みどり展望園」です。

こちらが、「みどり展望園」の室内。飲食もOKです。
“みどり展望台ご利用の方へ
ここは、一般開放されているスペースです。場所取り等の行為は控えてください。”とのことです。(現地貼り紙より)

はまぐりくん
はまぐりくん

13階エレベーターホールに飲み物の自動販売機があるから、
そこで買って「みどり展望園」でゆっくり飲むのもいいかもね。

ちなみに、皆さんかなり静かに過ごされていて、談笑できる雰囲気ではありません。

「みどり展望園」の南側テラスに出ることができます。
素晴らしい風景なのですが、フェンスがかなり視界を遮るんですよね…

おせんべさん
おせんべさん

「みどり展望園」は、観光地っていうより「穴場休憩スポット」って感じ。
風景はフェンスが遮るから、わざわざ「展望しに行く」必要はないかな…
まあ無料だし、ちょいと行ってみる?って軽い感じなら、おすすめ。
無料でがっつり神戸を眺めたい方には、神戸市役所24階展望ロビー(記事あります)がおすすめ!(元町駅じゃなくて三ノ宮駅が最寄り駅だけど)

兵庫県庁2号館展望フロア(13F)「みどり展望園」
住所神戸市中央区下山手通4-17
開園時間8時~17時
休園日県庁が開いていないとき
行事等で使用するとき
入園料金
(一部区分のみ表示)
無料
公式情報URLhttps://web.pref.hyogo.lg.jp/pref/cate3_610.html
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

約100m・徒歩2分

相楽園

兵庫県庁2号館から北へ約100m。
「相楽園」に到着。

相楽園は、明治末期に完成した池泉回遊式の日本庭園を中心とした、神戸市立の都市公園。(敷地面積約20,000㎡)

はまぐりくん
はまぐりくん

相楽園は、ツツジの花が有名なんだよね!
園内には約4000株のツツジがあるらしいよ。

日本庭園には、江戸時代に姫路藩主が使っていた川御座船(屋形部分)が。
1682~1704年の間に建造されたと思われる船で、1980(昭和55)年にここに屋形部分だけが移築されたそうです。(国指定重要文化財)

園内には、他にも中央区北野町(いわゆる北野異人館街ね)から移築された「旧ハッサム住宅」(1902年築)、厩舎(旧小寺家厩舎・1908年築)の2つの国指定重要文化財がありますよ。

旧ハッサム住宅
相楽園
住所神戸市中央区中山手通5-3-1
開園時間9時~17時
(入園は16時30分まで)
休園日毎週木曜日
(祝日の場合は木曜開園して翌日休園)
12月29日~1月3日
つつじ遊山期間(4月下旬~5月初旬)は無休
入園料金
(一部区分のみ表示)
大人(15歳以上) 300円
公式情報URLhttps://sorakuen.com/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

元町駅へ 約500m・徒歩7分

元町駅へ戻り 今度は元町駅の南側へ

元町駅の北側の観光はこれでおしまい。
相楽園から南へ約500m歩き、元町駅へ戻りましょう。
そのまま元町駅改札前を通り抜け、JR線の南側(神戸風に言うと海側)へ。

元町駅から 約300m・徒歩4分

神戸中華街「南京町」

元町駅から徒歩約300mほどで、神戸中華街「南京町」に到着。
横浜中華街・長崎新地中華街と共に「日本三大中華街」として知られる、神戸市街の人気観光スポットのひとつです。

東西約300m・南北約100mの通りが「南京町広場」で十字交差する商店街に100店舗以上があり、いつも多くのお客さんで賑わっています。

はまぐりくん
はまぐりくん

老祥記の豚まん好きなんだけど、いつも行列なんだよね。

神戸中華街「南京町」へのアクセスについては こちらの記事で詳しくご紹介しています

約300m・徒歩4分

神戸華僑歴史博物館

神戸中華街「南京町」の南門「海栄門」を出て、南(海側)へまっすぐ約150m進むと、片側3車線(上下合計6車線)の幹線道路(国道2号)に出ます。この大通りの歩道を右(西)へ約100m進むと、「神戸華僑歴史博物館」が。(国道2号沿いで分かりやすい)
神戸華僑歴史博物館は、1868年の神戸開港で中国や長崎から神戸にやってきた人々(華僑)に関する展示がある私立の博物館ですよ。

神戸華僑歴史博物館は、神戸中華総商会ビル(KCCビル)の2階にあります。
ビルに入り、階段かエレベーターで2階へ。

館内はこんな感じ。
さっき行った神戸中華街「南京町」の歴史や発展に関する展示・南京町の大人気豚まん店「老祥記」・舞子駅モデルコースでご紹介してる孫文記念館などに関する展示もありますよ。

神戸華僑歴史博物館
住所神戸市中央区海岸通3-1-1 KCCビル2F
開館時間10時~17時
休館日毎週 日曜日・月曜日・火曜日
祝祭日
年末年始
入館料金
(一部区分のみ表示)
一般 300円
公式情報URLhttps://kochm.jp/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

約50m・徒歩1分

戦没した船と海員の資料館

神戸華僑歴史博物館から西へ約50m(神戸華僑歴史博物館と同ブロック)と すぐのところにあるのが、「戦没した船と会員の資料館」(全日本海員組合関西地方支部内)。
太平洋戦争時に爆撃等により戦没した「民間船」(軍艦ではなく 貨物船などの一般の船)とその船員に関する展示がある資料館です。

展示室は、2階にあります。(写真左手が国道2号側・1Fに上写真の入口があります)

太平洋戦争で戦没した「民間船」(軍艦ではなく一般の船)は、なんと7,000隻以上。そのうち1,000隻超の写真パネルが壁面展示されています。軍艦でもない普通の船が、こんなにも…。
60,000人以上もの船員さんが、船とともに戦没されたそうです。

船舶模型もたくさん展示されています。

戦没した船と海員の資料館
住所神戸市中央区海岸通3-1-6
全日本海員組合関西地方支部内
開館時間10時~17時
休館日土曜日・日曜日・祝日
入館料金
(一部区分のみ表示)
無料
公式情報URLhttp://www.jsu.or.jp/siryo/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

歩道橋を渡って「メリケンパーク」へ

戦没した船と会員の資料館を出て、先ほどの神戸華僑歴史博物館前にある歩道橋「メリケンパーク前歩道橋」で国道2号を南側(海側)へと渡ります。
ただの歩道橋ではありますが、歩道橋上からは神戸の名物風景のひとつでもある「海岸通りのレトロビル群」がよく見えますよ。

歩道橋を渡り、駐車場内に設けられた歩道を通って、南(海側)「ホテルオークラ」方面へ。
横断歩道を渡ってホテルオークラの敷地に突き当たったら、左(東)へ向かって大きな魚のオブジェ(フィッシュダンス)を右へ進み、「メリケンパーク」の海辺へ出ましょう。
「メリケンパーク」は、神戸港のメリケン波止場と中突堤の間を埋め立てて1987(昭和62)年に完成した港湾緑地・海浜公園。ホテル(ホテルオークラ神戸神戸メリケンパークオリエンタルホテル)や神戸海洋博物館・「BE KOBE」モニュメント・神戸港震災メモリアルパーク・海辺のスタバなどのある、みなと神戸を代表する風景が楽しめる人気スポットですよ。
ちなみに、地元では「メリケンパーク」のことを「メリパ」と呼びます。

戦没した船と会員の資料館から 神戸港震災メモリアルパークへ
約500m・徒歩6分

神戸港震災メモリアルパーク

「戦没した船と会員の資料館」から徒歩約500mほどで、メリケンパークの東岸にある「神戸港震災メモリアルパーク」に到着。
「神戸港震災メモリアルパーク」は、1995(平成7)年1月17日に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)で被災損壊したメリケンパークの岸壁約60mを、震災遺構として被災当時の姿のまま現地保存展示する屋外見学施設です。公園の一部のような感じで屋外にあり、見学時間等が定められているわけではないので、無料で自由に見学することができます。

「神戸港震災メモリアルパーク」については こちらの記事で詳しくご紹介しています

メリケンパーク内 約300m・徒歩4分

メリケンパークの「BE KOBE」モニュメント

神戸港震災メモリアルパークから、メリケンパーク内を南へ歩くと見えてくるのが、「BE KOBE」モニュメント。
神戸市内にいくつかある「BE KOBE」モニュメントのうち最初にできた(2017年)もので、たぶん一番有名な「BE KOBE」です。

はまぐりくん
はまぐりくん

記念写真を撮るのに 行列ができてることもあるよ!

BE KOBEモニュメントについては こちらの各記事もご覧ください

メリケンパーク内 約150m・徒歩2分

神戸海洋博物館・カワサキワールド(Kawasaki Good Times World)

「BE KOBE」モニュメントからメリケンパークの園内を北に約150m歩き、「神戸海洋博物館」に到着。

神戸海洋博物館は、神戸の観光写真なんかでよく見る「白い骨組み」がある建物ですよ(下写真右)。スペースフレームと呼ばれるこの白い構造物は、大海原を駈ける帆船の帆と波をイメージしたものだそうです。
下写真は、神戸発 小豆島・高松行きの「ジャンボフェリー」から撮ったものです(記事こちら)
神戸海洋博物館の館内には、川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド(Kawasaki Good Times World)」もあります。

神戸海洋博物館

神戸海洋博物館は、海・船・港の歴史と未来について学べる、「みなと神戸」らしい海事博物館。2020年には「神戸のみなとのあゆみ」をテーマにリニューアルされました。
上写真の帆船の帆と波をイメージした白いフレームと赤い神戸ポートタワーのセットは、神戸港を代表する風景となっています。

カワサキワールド(Kawasaki Good Times World)

カワサキワールドは、神戸を代表する企業のひとつである川崎重工業株式会社の企業ミュージアム。
「神戸海洋博物館」に入場すると、カワサキワールドにも入館して自由に見ることができます。
モーターサイクルギャラリーには、Kawasakiのバイクがたくさん。

新幹線(0系)先頭車も、目玉展示のひとつですよ。

神戸海洋博物館・
カワサキワールド(Kawasaki Good Times World)
住所神戸市中央区波止場町2-2
開館時間10時~18時
最終入館は17時30分まで
休館日月曜日(祝日の場合は開館し 翌平日休館)
年末・年始
臨時休館については
神戸海洋博物館公式サイト参照
入館料金
(一部区分のみ表示)
大人 900円 / 小人(小中高生) 400円
神戸海洋博物館に入館すると、
館内のカワサキワールドにも入れます。
「カワサキワールド」のみの入場はできません。
公式情報URLhttps://kobe-maritime-museum.com/index.html
https://www.khi.co.jp/kawasakiworld/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

約150m・徒歩2分

神戸ポートタワー(2024年春リニューアルオープン)

神戸海洋博物館とセットで「みなと神戸」を代表する風景となっている、神戸ポートタワー。
完成は、1963(昭和38)年。なんと60年以上も前から神戸港のシンボルとなっている、鼓型の赤い外観が特徴的なタワーです。(高さ108m)

はまぐりくん
はまぐりくん

2021年から耐震補強とかの工事で休館してたんだけど、
2024年の春にリニューアルオープン!
屋上展望フロアが新設されたよ!

展望フロア・屋上デッキ(有料ゾーン)への入場には日時指定のチケットが必要です。
各時間枠が売り切れていない場合は、当日券も販売されます。
なお、低層エリア(無料ゾーン)のショップや飲食店には、チケットなし(無料)で入ることができます。

神戸ポートタワー
住所神戸市中央区波止場町5-5
営業時間展望フロアへの入場:9時~23時
入場最終受付は22時30分まで
*展望フロアへの入場には「日時指定チケット」が必要
休業日年中無休
ただし、メンテナンス・貸切営業で入場不可の場合あり
日時指定チケット
(一部区分のみ表示)
展望フロア+屋上デッキ
大人(高校生以上) 1,200円 / 子ども(小中学生) 500円
展望フロアのみ
大人(高校生以上) 1,000円 / 子ども(小中学生) 400円
*展望フロアへの入場には「日時指定チケット」が必要
公式情報URLhttps://www.kobe-port-tower.com/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

神戸ハーバーランド方面へ抜けるのもおすすめ

元町駅発 徒歩観光モデルコースは、これでおしまい。
元町駅方面へと戻ってもよいのですが、神戸ポートタワーから西へ向かい、神戸ハーバーランド(岸壁やショッピングモール・煉瓦倉庫のレストラン・アンパンマンミュージアムなどがある)を抜けて、JR神戸駅へと向かうのもおすすめです。元町駅へ戻るのと 神戸駅へ向かうのとで、歩行距離はさほど変わりません。

スポンサーリンク

元町駅発 観光モデルコース(徒歩)まとめ

このモデルコースに沿って歩くと、徒歩距離は約4,000mです(元町駅へ戻るルート)。(各観光施設内での歩行距離を除く)


以上、元町駅から徒歩で観光モデルコースのご紹介でした!

最後までご覧いただき ありがとうございます。

*お出かけの際は ご自身で最新情報をお確かめください

タイトルとURLをコピーしました