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神戸・明石周辺

【なぎさの池】野鳥や鯉も!下水処理水の回流池と散策路(神戸・垂水)

神戸・明石周辺
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なぎさの池は 下水処理水の回流池

下水処理場「神戸市西水環境センター 垂水処理場」の埋立地内(東水処理施設南側)にある、なぎさの池。
写真奥には明石海峡大橋と、明石海峡の向こうの淡路島も見えてます。

この「なぎさの池」の水は、垂水処理場で処理された下水処理水。
処理水を海に放出する前に、この池で外気温に近い温度にしているそうです。(海水温との差をできるだけなくす)

東西に細長い池で、池の周囲を一周できる散策路と、中央部に池を横断する橋が設けられています。

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なぎさの池の展望台とトイレ

こちらが、なぎさの池の出入り口。
出入り口はここ一か所だけ。東西に細長い池と散策路ですが、「通り抜け」することはできません。
なお、自転車・バイクは進入できません。

なぎさの池の入口付近には、今時っぽいトイレが。
以前はなぎさの池にトイレはなかったのですが、新設されました。
なお、飲料自動販売機はありません。

トイレの上は、そんなに高い位置ではありませんが、展望台になっています。

トイレ上の展望台からの眺め~!

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なぎさの池の周囲には散策路が(一周900m)

なぎさの池の周囲には散策路が設けられ、池の周りを歩いて一周できるようになっています。
一周約900mです。散策路上にはトイレはありません。(上で書きましたように 出入口付近にはあります)
また、「通り抜け」はできませんので、必ず入場時と同じ出入口に戻ってくる必要があります。水分補給やお手洗い等、ご注意ください。

こちらは、なぎさの池の南側(海側)の散策路。

海側の散策路からは、海と淡路島がよく見えます。
写真の灯台のようなものは、恋人岬からもよく見える「平磯灯標」です。

池の中央部にある小島のような場所に、階段(スロープもあります)と橋で渡ることができます。

この橋と小島からは、周回散策路より 池の水面を間近に見ることができます。

橋の上からの眺め。

奥に見える山は、鉢伏山と旗振山ですね。

ところどころにベンチも

数は多くはありませんが、散策路のところどころにベンチもあります。

なぎさの池には 鯉や野鳥たちが

なぎさの池には 鯉が泳いでます。

鳥さんもいます。

野鳥の案内板もありますよ。

空を見上げると 飛行機もいます。

はまぐりくん
はまぐりくん

このあたりは 神戸空港発着便の通り道になってるんだよね

おせんべさん
おせんべさん

魚釣りは したらダメ

西端部にある処理水の出入り口・この池の目的

池の西端部(入口から一番奥)には、なにやら設備があり、ここが自然の池ではなく下水処理水の池であることを思い出させます。

実はこの「なぎさの池」には、非常にゆるやかですが「流れ」が。
下写真手前の柵の下から出た下水処理水が、細長い池の中を東へと向かって池の東端で折り返し、写真奥へと戻ってきています。
「なぎさの池」は水路のような流れのある「回流池」なんですね。

下の写真でいうと、左手前から流れ出た下水処理水が写真奥(約350m先)で折り返し、ゆっくり右手前へと戻ってきています。
下水処理水は最終的に海へ流すことになるのですが、海水温とあまりに違う温度の水をどばっと流すと環境によろしくない。そこで、海へ放流する前に こうやって屋外数百メートルをゆっくり流し、外気温と同程度の水温にします。これが、この「なぎさの池」(屋外の長~い水路)の役目です。

なぎさの池を航空写真で見ると こんな感じ。
池の西端部(写真左側)から出た処理水が「左側通行」で東へと向かい、池の東端部で折り返し、また「左側通行」で西端部へと戻ってきます。

なぎさの池を巡って戻ってきた下水処理水は、ここから地下へと吸い込まれます。
ここから吸い込まれた処理水は、池の西側にある「放流ポンプ棟」へと送られ、海へ放流されるようです。

散策路のお話に戻ります。
こちら、なぎさの池周回散策路の、出入口から最も遠い奥の部分(南西端部)。
この先、どこへも通り抜けすることはできません。外に出るには、散策路を一周するか 来た道を引き返すしかありません。

最奥部から出入口(トイレあり)までは、約450mです。

なぎさの池 ご利用時間に注意

なぎさの池の「ご利用時間」は季節によって異なります。
5月~10月:7時~19時
11月~4月:7時~17時
出入口は一か所だけで、通り抜けもできません。
「ご利用時間以外は閉門・施錠しますので十分ご注意ください。」とのことです。
*ご利用時はご自身で最新情報をお確かめください

なぎさの池へのアクセス・駐車場情報

電車で(山陽電車・東垂水駅)

山陽電車・東垂水駅から徒歩1.1kmほど。
まずは東垂水駅から歩道橋で「平磯緑地」へ入り、平磯緑地内の遊歩道か 埋立地内を東西に通る道路を 東へ。

【ご注意】
なぎさの池から北側を見ると、目の前に山陽電車の「滝の茶屋」駅が見えますが、最寄り駅ではありません。
すぐ近くに見えますが、滝の茶屋駅となぎさの池の間には高低差とJRの線路があり(東垂水駅にあるような歩道橋は設置されていない)、実際はかなり遠回りをしないと たどり着けません。直線距離では200mですが、道のりは1,200mほどです。

なぎさの池の駐車場(無料)

なぎさの池の駐車場は下写真の青色の場所(なぎさの池の北東部)にあります。
国道2号(下写真黄色線)からは、「下水処理場前」交差点から赤色のルートで駐車場へ向かいます。
なお、なぎさの池駐車場は無料です。

国道2号「下水処理場前」交差点

「下水処理場前」交差点の南側。
「なぎさの池」駐車場へは、この交差点を左折して東へ。

車道には、路上駐車防止用の中央分離帯ブロックがあります。

道路東端の手前を右折、南へ。

突き当りに駐車場があります。

こちらが、なぎさの池の駐車場(無料)です。

駐車場も、ご利用時間帯以外は閉鎖されます。

以上、垂水処理場・下水処理水の池「なぎさの池」のお話でした!

最後までご覧いただき ありがとうございます。

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