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長浜

長浜徒歩観光モデルコース!車なしでもありでも長浜駅発~黒壁スクエア・慶雲館等をお得に効率よく

長浜

滋賀県湖北地方、豊臣秀吉によって整備された城下町 長浜
長浜観光の特徴のひとつは、「車なし」でも駅(JR長浜駅)から徒歩で、レトロな街並みの散策がてら多くの観光スポット巡りを楽しめること。
この記事では、JR長浜駅から徒歩で レトロな建物がならぶ長浜の旧市街を散策しながら観光スポットを徒歩で巡るモデルコースをご紹介します。

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電車でも車(駅前駐車場あり)でも便利な長浜観光

長浜の伝統的な建造物群を活かした有名観光スポット「黒壁スクエア」(長浜旧市街)・豊臣秀吉築城の「長浜城」(模擬天守・長浜城歴史博物館)・実物の機関車の迫力が印象的な「長浜鉄道スクエア」などは いずれもJR長浜駅から徒歩数分または駅すぐの場所にあり、車なし電車利用での観光にも とても便利な立地です。
このモデルコースでは、各観光スポット間の移動が「徒歩数分」なので、移動の手間なく効率よくらくらく観光できますよ!
また、JR長浜駅周辺には長浜市営の駐車場が。
車で来られた場合も、長浜駅前の駐車場に車を停めて 長浜駅を拠点にこの記事のモデルコースを歩いて観光することができます。

はまぐりくん
はまぐりくん

電車でも車でも観光しやすいのも 長浜の良い所だよね!

長浜市長浜駅西駐車場
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「長浜おでかけパスポート」でこのモデルコースをお得に!

長浜では、市内の13の観光施設に入場できる「長浜おでかけパスポート」が販売されています。WEB購入の「デジタル版」と入館施設・宿泊施設等で購入する「カード版」があって、1枚1,500円(税込・大人子ども同額)。
このモデルコースで使うと、各スポットで個別に入場料を払うより ずいぶんお得になります。ただ、気になる注意事項も。
詳しくはこちらの記事「長浜おでかけパスポートは、とてもお得だけど注意事項あり!」をご覧ください。

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モデルコース スタート地点「JR長浜駅」について

この記事の長浜観光モデルコースでは、スタート地点をJR長浜駅に設定します。
JR長浜駅には改札口はひとつしかありません。
長浜駅改札口を出て、左が東口(伊吹山口)・右が西口(琵琶湖口)。
長浜駅のざっくりした位置関係については「JRの線路が南北に走ってて、西に琵琶湖・東に旧市街地、改札口前徒歩自由通路で東西の行き来ができる」と考えればよいと思います。
なお、上で書きました「長浜おでかけパスポート」を、長浜駅の観光案内所で購入することができます。

JR長浜駅の出口については、こちらの記事に詳しく書いておりますのでご覧ください。

長浜駅から徒歩観光モデルコース スタート!

では、JR長浜駅西口(琵琶湖口)から 長浜徒歩観光モデルコースをスタートしましょう!

【徒歩移動】JR長浜駅 西口(琵琶湖口)→長浜鉄道スクエア
約300m・3分

長浜鉄道スクエア・「北陸線電化記念館」など3館構成

JR長浜駅西口(琵琶湖口)から南へ300m弱(徒歩約3分)のところにあるのが、長浜鉄道スクエア。

長浜鉄道スクエアは、「現存する日本最古の鉄道駅舎」である長浜駅旧駅舎を中心とした長浜市立の鉄道博物館。
「旧長浜駅舎」「北陸線電化記念館」「長浜鉄道文化館」の3館で構成されています。
「旧長浜駅舎」では、上写真の建物が駅舎として活躍した明治15年~明治35年の駅舎内を見学。
「北陸線電化記念館」には、北陸本線の電化前後に活躍した蒸気機関車(D51形)と電気機関車(ED70形)を中心とした展示が。(下写真)

はまぐりくん
はまぐりくん

どちらの機関車も、運転室に入ることができるよ!

「長浜鉄道文化館」では、長浜の鉄道文化に関する展示や 鉄道ジオラマなどを見ることができます。

長浜鉄道スクエア
住所滋賀県長浜市北船町1-41
開館時間9時30分~17時00分
(入館は16時30分まで)
休館日12月29日~1月3日
入館料金大人300円・小中学生150円 等
*長浜おでかけパスポートで入館できます*
(長浜おでかけパスポートの購入もできます)
公式情報URLhttps://kitabiwako.jp/tetsudou/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

【徒歩移動】長浜鉄道スクエア→慶雲館
徒歩すぐ (目の前)

慶雲館 (長浜盆梅展の会場となる迎賓館)

長浜鉄道文化館の目の前にあるのが、慶雲館。
下写真手前に見えるのが長浜鉄道スクエアの門と鉄道車輪の展示で、写真奥に見える和風建築が 慶雲館の表門です。(道を挟んで向かい)

慶雲館は、1887(明治20)年に、京都行幸啓の帰路に長浜に上陸される天皇陛下の行在所として 長浜の実業家である浅見又蔵氏が建てた迎賓館。立派な建物と庭園を見学することができます。2006(平成18)年には国の名勝に指定されました。

この慶雲館は、毎年1月10日から3月10日には、歴史・規模ともに日本一と言われる盆梅の展示会「長浜盆梅展」の会場となります。(下写真は2024年の長浜盆梅展の様子)

慶雲館
住所滋賀県長浜市港町2-5
開館時間9時30分~17時00分
(入館は16時30分まで)
休館日公式サイト「ご利用案内」をご覧ください
入館料金大人300円・小中学生150円 等
長浜盆梅展開催期間は異なります
*長浜おでかけパスポートで入館できます*
(長浜おでかけパスポートの購入もできます)
公式情報URLhttps://kitabiwako.jp/keiunkan/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

【徒歩移動】慶雲館→長浜城(模擬天守)・長浜城歴史博物館
約500m・徒歩約7分

長浜城(模擬天守)・長浜城歴史博物館

慶雲館から約500mのところ、琵琶湖岸近くにあるのが、長浜城(模擬天守)。
羽柴秀吉(豊臣秀吉)が築城した長浜城の跡が長浜市都市公園「豊公園(ほうこうえん)」として整備され、1983(昭和58)年に完成した長浜城模擬天守が「長浜城歴史博物館」となっています。

長浜城歴史博物館
住所滋賀県長浜市公園町10-10
開館時間9時00分~17時00分
(入館受付は16時30分まで)
休館日毎週月曜日(月曜が祝休日なら月曜開館し、翌平日が休館。)
年末年始
その他 点検や展示替え等による臨時休館・一部閉室あり
公式サイト内「入館案内」に開館日カレンダーへのリンクがあります
入館料金大人(高校生以上)410円・小中学生200円 等
*長浜おでかけパスポートで入館できます*
(長浜おでかけパスポートの購入もできます)
公式情報URLhttps://www.city.nagahama.lg.jp/section/rekihaku/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

【徒歩移動】長浜城(模擬天守)・長浜城歴史博物館→長浜駅経由→黒壁スクエア
約700m・徒歩約10分

黒壁スクエア(レトロな建物が並ぶ長浜旧市街中心部)

JR長浜駅へと戻り、JR長浜駅東西自由通路と「えきまちテラス長浜」を通って黒壁スクエアへ向かいましょう。
この徒歩ルートはこちらの記事「【JR長浜駅出口案内】黒壁スクエアへ徒歩で(えきまちテラス長浜」を通る近道)」で詳しく解説しています。

「黒壁スクエア」は、レトロな建物が並ぶ長浜旧市街観光エリアの呼称。(黒壁スクエアについて はっきりとした範囲は決められていないそうです)
情緒ある古の建築を活かしたギャラリー・ガラス工房・カフェなどが並ぶ、長浜観光の中心地です。
下の写真は、「黒壁スクエア」のランドマーク的存在で、長浜の観光ガイドで必ず見かける「黒壁1號館」。
この「黒壁1號館」まで、長浜城(長浜城歴史博物館)から約700m・長浜駅東口からは約300mです。

約50m・徒歩約1分 (黒壁スクエア内)

巨大椎茸! 長浜名物「のっぺいうどん」茂美志屋(もみじや)

黒壁スクエア内・上写真の「黒壁1號館」から50mほどのところ(アーケード商店街内)にあるのが、長浜名物「のっぺいうどん」のお店「茂美志屋」(もみじや)さん。
長浜名物、大きな椎茸がのった 熱々のあんかけうどん「のっぺいうどん」を頂けます。
黒壁スクエア内には、他にもたくさんの飲食店があります。

約100m・徒歩約1分 (黒壁スクエア内)

海洋堂フィギュアミュージアム 黒壁 龍遊館

長浜名物「のっぺいうどん」のお店「茂美志屋」(もみじや)さんから東へ徒歩100mほど、
黒壁スクエアのアーケード商店街(長浜大手門通り商店街)内にある「海洋堂フィギュアミュージアム 黒壁 龍遊館」。
高い技術力で有名な模型メーカー「株式会社海洋堂」のフィギュアミュージアムですよ。

4,000点以上の作品が 5つの展示室に展示されていて、見応えがすごいです。

海洋堂フィギュアミュージアム 黒壁 龍遊館
住所滋賀県長浜市元浜町13-31
開館時間10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日不定休
公式サイト内に開館日カレンダーがあります
入館料金大人(高校生以上)1,000円・小中学生500円 等
*長浜おでかけパスポートで入館できます*
(長浜おでかけパスポートの購入もできます)
(パスポート入館者はプレゼントフィギュアがもらえません)
公式情報URLhttps://www.ryuyukan.net/kurokabe
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

約70m・徒歩約1分 (黒壁スクエア内)

長浜市曳山博物館と周辺の水路(米川)・屋外アート

海洋堂フィギュアミュージアムから数十mのところにある、長浜市曳山博物館。
長浜市で毎年4月に開催される長浜曳山祭(重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産)に関する博物館ですよ。

また、長浜市曳山博物館の東側には水路(米川)が流れており、米川を生活に取り入れてきた長浜の特徴的な風景を楽しむことができます。

長浜市曳山博物館の北側の公園「きいなパーク」には、第1回長浜アーバングラスコンペティション グランプリ作品「現代の金屏風」(橋本誠氏作)があります。(きいなパーク入場無料・作品観覧無料)

長浜市曳山博物館
住所滋賀県長浜市元浜町14-8
開館時間9時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日毎週月曜日(月曜が祝休日なら 翌平日が休館)
年末年始
その他 点検や展示替え等による臨時休館あり
入館料金大人600円・小人300円 等
*長浜おでかけパスポートで入館できます*
(長浜おでかけパスポートの購入もできます)
公式情報URLhttps://nagahama-hikiyama.or.jp/
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

【徒歩移動】長浜市曳山博物館→長濱八幡宮
約400m・徒歩約5分

長濱八幡宮

長浜曳山博物館南側のアーケード商店街「長浜大手門通り商店街」を東へと歩き、アーケードが途切れたところで左折後すぐ右折して東へ向かうと、「長浜の氏神様」長濱八幡宮に突き当たります。
長濱八幡宮は、長浜曳山祭(重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産)の中心となる神社ですよ。

1069(延久元)年に、源義家が後三条天皇の勅願により、京都の石清水八幡宮を勧請(御分霊を迎えて奉祀)して創建。後に戦国の兵火により衰退しましたが、長浜城主となった羽柴秀吉(豊臣秀吉)によって再建されたそうです。

こちらは、境内にある「放生池」。再建時に造られたとされる池で、長浜市指定の名勝です。
池の中の島には 都久夫須麻神社があります。お祭神は、商売繁盛の神様で才色兼備の女神様 市杵島姫神 弁財天(愛敬神)ですって。

【徒歩移動】長濱八幡宮→長浜別院大通寺
約300m・徒歩約4分

長浜別院 大通寺 (お花きつね伝説のお寺)

長濱八幡宮へと歩いて来た道を戻る感じで、再び黒壁スクエア中心部方向へ。
長浜曳山博物館南側のアーケード商店街「長浜大手門通り商店街」東端まで戻って来ると、そこは長浜別院大通寺参道「ながはま御坊 表参道」です。

この「ながはま御坊 表参道」を北へ歩くと、「お花きつね伝説」が伝わる長浜別院大通寺に突き当ります。

長浜別院 大通寺
住所滋賀県長浜市元浜町32-9
拝観受付時間10時00分~16時00分
休館日公式サイトに情報なし
拝観料大人500円・中学生100円・小学生以下無料 等
*長浜おでかけパスポートで拝観できます*
(長浜おでかけパスポートの購入もできます)
公式情報URLhttp://www.daitsuji.or.jp/daitsuji
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

約300m・徒歩約4分 (黒壁スクエア内)

日本一の巨大万華鏡

大通寺から南西方向、徒歩300mほどのところに「日本一の巨大万華鏡」が。(観覧無料)
入口は、ゆう壱番街商店街(海洋堂フィギュアミュージアムなどがある「長浜大手門通り商店街」の1本北側のアーケード商店街)内にあります。

ここが、なんというか珍スポット?なんです。
詳しくはこちらの記事「長浜の万華鏡は日本一巨大!?レトロでカオスな路地奥に…」をご覧ください。

約400m・徒歩約5分 (黒壁スクエア内)

豊国神社(ほうこくじんじゃ)

黒壁スクエア西部、日本一の巨大万華鏡から400mほどのところにあるのが、豊国神社(ほうこくじんじゃ)。

長浜城主豊臣秀吉公を祀る豊国神社。
加藤清正公・事代主大神・木村重成公もご祭神とされています。
1600(慶長5)年 秀吉公の三回忌に長浜町民が建立した豊国神社ですが、江戸時代になって秀吉を祀ることが幕府によって禁止されて社殿が取り壊し。明治維新後にやっと「豊国神社」の名が復活し、1898(明治31)年(秀吉の三百回忌にあたる年)に拝殿が再建されたそうです。

境内には、出世稲荷神社もありますよ。

【徒歩移動】豊国神社→JR長浜駅
約200m・徒歩約3分

モデルコース終点・JR長浜駅に戻る

モデルコース終点 JR長浜駅(東口・伊吹山口)

豊国神社から約200m、JR長浜駅(東口・伊吹山口)に戻ってきました。

「秀吉公と石田三成公 出逢いの像」

下写真は、JR長浜駅前(東口・伊吹山口)にある「秀吉公と石田三成公 出逢いの像」。
秀吉公と石田三成公の出会いのエピソード・いわゆる「三献茶」の場面を表現したものです。

三献茶:
長浜城主だった秀吉が、鷹狩の帰りに あるお寺に立ち寄りお茶を所望した。
そのお寺で対応した小僧は、まず初めに大きめの茶碗にぬるめの茶を入れて出し、次に一杯目よりやや小さい茶碗にやや熱めの茶を、最後に高級な小さい茶碗で熱い茶を出した。
喉が渇いている秀吉に対し、まずぬるめの茶で喉の渇きを癒し、最後には熱い茶をゆっくりと味わってもらおうという小僧の気遣い。これに感心した秀吉は彼を家臣とした。この小僧が後の石田三成である。
という逸話。

はまぐりくん
はまぐりくん

暑い日に喫茶店に入って、まずお冷や一気飲みからのコーラフロート、その後ホットコーヒーを追加注文してゆっくり、みたいな感じかな?
クーラー効いたお店で飲むホット、おいしいよね。

おせんべさん
おせんべさん

まあ分かるけど、なんかロマンのない例えやな。

「長浜徒歩観光モデルコース」ルート・距離まとめ

この記事の長浜観光徒歩モデルコースに沿って歩くと、歩行距離は約3.5kmです。(各観光施設内での歩行距離を除く)

このモデルコースの観光所要時間は?

この長浜徒歩観光モデルコースの所要時間は もちろん、各スポットで「どれくらいじっくりと見るか」によって大きく変わります。
私の感覚では「長浜の雰囲気を味わう」「せっかくなので長浜を広く浅く巡る」感じでざーっと周って、朝9時半スタート(長浜鉄道スクエアのオープン時間に合わせて)で夕方ごろ終了、くらいでしょうか。

はまぐりくん
はまぐりくん

どれくらい ゆっくりと見たいか、だよね。
お気に入りのお店とか見つかったら、その分時間かかるし。

「ゆっくりと買い物もしたい」「各展示物をじっくりと見たい」「カフェでのんびりタイムも…」なども盛り込むなら、それに応じて所要時間は増えますね。1.5日とか2日とか。
いずれにせよ、各観光スポット間の移動が それぞれ徒歩数分で大変観光しやすく、効率も良くてありがたい街です。


以上、長浜観光モデルコース(JR長浜駅発着・徒歩で)でした!

最後までご覧いただき ありがとうございます。

*お出かけの際は ご自身で最新情報をお確かめください

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