軽井沢プリンスホテルは、軽井沢駅の南側、アウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」・スキー場「軽井沢プリンスホテルスキー場」・ゴルフ場「軽井沢プリンスホテルゴルフコース」などとともに軽井沢の一大リゾートエリア「プリンスグランドリゾート軽井沢」を形成するホテル。全国にあるプリンスホテル(西武グループ)の先駆けとなったホテルです。
この記事は、軽井沢プリンスホテル ウエストのコテージ(プリンスコテージD)の宿泊記です。メインロビーからコテージへの送迎・室内の様子・周辺環境・ルームサービス・アクセスなどなど、写真盛りだくさんで詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
軽井沢プリンスホテルにはコテージが300棟以上!
「イースト」と「ウエスト」それぞれにコテージが
軽井沢プリンスホテルは、「イースト」(旧東館・1973年開業)と「ウエスト」(旧西館・1986年開業)の2つに分かれています。(旧南館は「ザ・プリンス軽井沢」としてリブランド)
「イースト」「ウエスト」には それぞれ通常のホテル客室と、コテージがあります。
コテージの数は、イースト・ウエスト合わせてなんと300棟以上!すごい数ですね。
軽井沢プリンスホテルは、ホテル棟の普通の客室よりも コテージの数の方が多いんだよね!
こんな感じで、木々の間にコテージが並んでいます。
軽井沢プリンホテル ウエスト コテージの種類
軽井沢プリンスホテルウエストのコテージは、4種類あります。
コテージ種類 | 面積 | 定員 | バストイレの数 | ベッドサイズ(幅×長) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
プリンスコテージA | 47.4㎡ | 4人 | 1か所 | 105cmx195cm | 冷房設備なし |
プリンスコテージD | 52.0㎡ | 4人 | 2か所 | 97cmx195cm | |
プリンスコテージE | 74.8㎡ | 6人 | 2か所 | 97cmx195cm | テラスあり |
プリンスコテージF | 95.0㎡ | 8人 | 4か所 | 97.5cm×195cm | テラスあり |
【チェックイン】軽井沢プリンスホテルウエスト コテージ宿泊記
チェックイン手続きは メインロビーのフロントで
チェックイン手続きは、軽井沢プリンスホテル ウエスト ホテル棟の「メインロビー」のフロントで行います。
メインロビーと各コテージの場所は離れていますが、チェックイン時とチェックアウト時は「送迎車」(ベル送迎)で送り迎えしてもらえます。(詳細後述)
(チェックイン・アウト時以外は、敷地内を走る「ウエストコテージバス」(無料)や 敷地内循環ピックアップバス(無料)を利用します。)
メインロビー横には、ファミリーマートがあります。
飲み物等が必要な方は、ここで買ってからコテージに入ることをおすすめします。コテージはメインロビーから遠く離れた森?林?の中にあるので、コテージに一旦入ってからちょっとした用事(ジュース一本買いに行くとか)で出かけるのは、かなり面倒ですw。
なお、コテージ内に、ミネラルウォーターのサービスはありません。
*各コテージへマイカーで行くことはできません。通常のホテル客室利用と同様に 車は駐車場に停めて、コテージ送迎車・バス・徒歩でコテージへ向かいます。
チェックイン後は送迎車でコテージへ (徒歩でも無料バスでもOK)
チェックイン後は、送迎車(無料)でコテージまで送ってもらえます。
この送迎車を使わずに、自分で歩いて行ってもOKですし、敷地内を走る「ウエストコテージバス」(無料)や敷地内循環ピックアップバス(無料)に乗車してもOKです。
(この記事では、送迎車でコテージへ向かいます。)
自動受付発券機で送迎車の「番号札」を取って 順番待ち
チェックインが完了したら、ロビー内にある「コテージご案内」に設置の自受付発券機に「乗車人数」と「部屋番号」を入力し、コテージ送迎車(ベル送迎)の「番号札」を取ります。
「番号札」を取ったら、自分の番号が呼ばれるまで 近くで待ちましょう。チェックイン時間帯には発券機の近くに待合用のイスも準備されています。待ち時間は混雑状況により異なります。
コテージ送迎車(ベル送迎)の準備が整ったら「〇〇番のお客様~」みたいな感じでベルスタッフさん(送迎車の運転手さん)に呼ばれますので、送迎車に乗り込みます。
送迎車の車種は、一般的なワンボックスタイプ(ハイエースなど)の車と、電動カートタイプがあります。
どちらのクルマが来るかはその時のお楽しみw
電動カートタイプ(下写真)の方がリゾートわくわく感は増すような気がしますがw、車内室温の快適さはハイエース(上写真)の方が上ですね。
【室内】軽井沢プリンスホテルウエスト「コテージD」宿泊記
今回の宿泊記のコテージは「プリンスコテージD」です。(ホテル予約サイトによっては「コテージ デラックス」と書いてある場合もあります)
「プリンスコテージD」は、面積52.0㎡。定員は4人で、中央のリビングルームの両側にベッドルームが配置されたレイアウトです。
プリンスコテージD リビングルーム
さて、入室。
ルームキーはカードタイプです。
靴を脱いで、スリッパに履き替えるスタイルで、入るとすぐリビングルームです。
シューズボックスは、リビングルームの電話機の下にあります。
こちらが、「プリンスコテージD」のリビングルーム。外観のイメージ通り、ウッド感のある内装です。
このリビングルームの左右にベッドルーム(各部屋にベッド2台)があり、それぞれのベッドルームの奥にバストイレ(ユニットバス)があります。
リビングルームにある、流し台付近。
冷蔵庫(空)・電気ポット・お茶パック・インスタントコーヒー・マグカップ・グラス等が集約されています。
写真右側の食器棚?は空です。
*調理器具の持ち込みや調理は禁止されています。
*コテージ内に ミネラルウォーターは置いてありません。
テーブルの上には、プリンスホテル名物の てるてる坊主が。
てるてる坊主は、廃材となる使わなくなったシーツを用いて作られているそうですよ。
暖房は、各部屋壁面のスイッチ・サーモスタットと、各部屋のヒーター本体のツマミでコントロール。
寒冷地のコテージらしく、床暖房も設置されています。
床暖房は、リビングルームにあるスイッチで全部屋分まとめてコントロールします。
リビングルームの隅に、テレビがあります。
テレビ台の中のカゴには、
自然豊かな立地のコテージらしく、虫除けや殺虫剤が用意されています。
プリンスコテージD ベッドルーム(2室)
「プリンスコテージD」の最大宿泊人数(定員)は4人で、ベッドルームが2部屋(合計4ベッド)あります。部屋構造や装備はどちら側のベッドルームも同じです。
寝間着はワンピース浴衣タイプです。
ベッドの枕元に電源コンセントはありません。デスクの鏡の下にはコンセントがあります。
コテージ内のコンセントの総数も、今時のホテルに比べると少ないと思います。
プリンスコテージD バス・トイレ
プリンスコテージDのバス・トイレはユニットバスタイプで、それぞれの寝室の奥にあります。
コテージ全体に年季が入った感がありますが、バス・トイレは特に古さを感じます。
ツーバルブタイプ水栓の湯温コントロール、けっこう苦手なんだよね…
アメニティは、歯ブラシと綿棒だけです。他のプリンスホテルと同様、カミソリとヘアブラシの設置はありません。(ビジネスホテルのようなフロント置きもありません)
寒冷地のコテージらしく、ユニットバス内に暖房装置があります。
ルームサービスは「ピザーラ」デリバリー
「ルームサービス」は、「ピザーラ」のデリバリーです。(ホテルレストランから等、ピザーラ以外からのルームサービスはありません。)
一旦コテージに入ってしまうと移動が面倒(ホテルレストランや他の飲食店まで遠い)ですし、コテージ内で食事にするのも いいですね。
「部屋の電話で注文」「ルームサービス料(10%)が加算される」「営業終了時刻が早い」以外は、普通にピザを電話注文するのと変わらない感じで、コテージの玄関まで届けてくれます。
リビングルームにしっかりとしたテーブルがあるので、食べやすくって助かります。
朝食は「予約」が必要
ホテルレストランの朝食利用時には予め「席の予約」が必要です。
宿泊予約サイト等で「朝食付き」で予約しての宿泊でも、「全てのお客さま」が事前に「朝食レストランの席の予約」をする必要があります。
【コテージ周辺】軽井沢プリンスホテルウエスト コテージ宿泊記
コテージは、芝生の中に木々が立ち並ぶ場所にあります。
上でも書きましたとおり、ホテル棟(フロントロビー・レストラン等)までは遠いですが、周辺を散策するにはとてもよいところです。
【チェックアウト】軽井沢プリンスホテルウエスト コテージ宿泊記
チェックアウト時も、チェックイン時と同様に「送迎車」(ベル送迎)が利用できます。
コテージに迎えに来てもらいたい時刻の20分前(状況により異なることあり)に 部屋の電話で依頼し、送迎車を待ちます。
チェックアウトには、フロント横の自動チェックアウト機(現金払い不可)も利用できます。
現金払い希望の方は、通常のフロントを利用します。
軽井沢プリンスホテルウエスト コテージ 良い点・イマイチ点
・自然の中の独立コテージは「軽井沢気分」「別荘気分」が盛り上がって非日常感あり!
・コテージエリアが一般道路から遠く、各コテージも独立しており、静か。
・コテージ玄関を出て「即・散策」できる。気候がよければ最高!
・ホテル棟(フロント・レストラン・コンビニなど)との行き来が面倒。
・自然豊かなので、季節によっては どうしても「虫」が…
・コテージの設備が古い。コンセントも少なめ。
どうしても「自然豊か」な立地ならではのイマイチポイントがあるよね。
あとは天候次第ってとこかな。コテージは 良いお天気だと最高だけど、悪天候だとけっこう凹むよね…
「軽井沢だし、コテージにしちゃう!?」みたいな軽いノリならオススメかな。
いろいろ気になっちゃう方とか、「プリンスホテル」に高級感を求める方とか、普段新しめのコテージに泊まってる方には…。
天気は、運次第だよね。
軽井沢プリンスホテル ウエスト アクセス
敷地内循環ピックアップバス(無料)について
軽井沢プリンスホテル ウエストを含む「プリンスグランドリゾート軽井沢」内には、各施設を結ぶ「敷地内循環ピックアップバス」が走っていて、無料で利用することができます。
バスのルートは「グリーンルート」「ブラウンルート」の2ルートあります。この2ルートは概ね同じルートを走るのですが、「進行方向」が違います。山手線や大阪環状線の「外回り・内回り」みたいな感じです。
軽井沢駅~ホテル間だけでなく、メインロビー~コテージエリア、ウエスト~イーストなど、施設相互間の行き来にも使えます。
JR(北陸新幹線)・しなの鉄道「軽井沢駅」からのアクセス
軽井沢プリンスホテル ウエストを含む「プリンスグランドリゾート軽井沢」は、軽井沢駅の南側にあります。
軽井沢駅から「プリンスホテル ウエスト」へは、敷地内循環ピックアップバスを利用するか、アウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」内を通って徒歩(約850m・11分)でアクセスできます。
敷地内循環ピックアップバスでのアクセス
軽井沢駅からプリンスホテルウエストへは、2ルートある敷地内循環ピックアップバスのうち「ブラウンルート」の方が早く着きます。
軽井沢駅の「敷地内循環ピックアップバス」のりば(センターモール軽井沢駅南口バス停)は、軽井沢駅の南口(新幹線改札口出て右手)を出て南西方向・アウトレットモール内の「セブンイレブン」とか「L’OCCITANE」の近くにあります。
軽井沢駅南口から徒歩でのアクセス(アウトレットモール内経由)
軽井沢駅南口から、アウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」内を通り抜けるように歩くと、約850m・11分でアクセスできます。
プリンスホテルウエストへの近道は、アウトレットモールの南西端付近「スーベニアコート」(お土産店)西側にあります。
スーベニアコート(お土産店)の西側には「軽井沢プリンスホテルウエスト」の案内板があるので安心です。
バス専用駐車場(団体バス専用ハウス)の横の歩道を通り、横断歩道の先の橋(矢ケ崎川)を渡る(下写真黄色線)と、軽井沢プリンスホテル ウエストのホテル棟(フロントロビー)に着きます。
車でのアクセス・駐車場について
*各コテージへマイカーで行くことはできません。通常のホテルと同様に 車は駐車場に停めて、コテージ送迎車・バス・徒歩でコテージへ向かいます。
駐車場(タイムズ軽井沢プリンスホテルウエスト)について
軽井沢プリンスホテルウエストの駐車場は「タイムズ」の駐車場(入庫時に駐車券を取るタイプ)です。
駐車料金は1泊につき1台 1,000円です。
チェックイン時に駐車券をフロントに提示して処理をしてもらい、その後「駐車場事前精算機」で駐車料金を支払います。
支払いを済ませると、駐車券が 出発日の22時(夜10時)まで有効な「定期券」のようになり、有効期間中この「定期券」で自由に出入庫できます。
車でのアクセス
・上信越自動車道「碓氷軽井沢I.C.」から約11km
軽井沢プリンスホテル ウエスト西側の南北通り(県道43号「プリンス通り」)に駐車場入口があります。
最寄りインターチェンジは「碓氷軽井沢I.C.」ですが、日によっては大渋滞が発生。
西隣の「佐久I.C.」や東隣の「松井田妙義I.C.」で高速道路を下りるルートも検討されることをおすすめします。
皆さまの滞在が、お天気に恵まれますように!!
以上、軽井沢プリンスホテル ウエスト コテージ宿泊記でした!
最後までご覧いただき ありがとうございます。
*この記事の内容は2024年11月時点の情報です。ホテルのサービス等(ホテルに限りませんが)は変更されることがありますので、ご利用の際はご自身で最新情報をお確かめください。サービス変更等に関するホテルへのクレームはおやめください。