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神戸・明石周辺

平磯緑地の万葉歌碑と屋外彫刻アート・平磯ベランダ

神戸・明石周辺

下水処理場「神戸市西水環境センター 垂水処理場」の埋立地内にある 長さ1.5kmほどの細長い緑地「平磯緑地」。
隣接する垂水スポーツガーデン・恋人岬平磯芝生広場なぎさの池などに比べると地味な存在ではありますが、東の方には「万葉歌碑」や屋外アート・東端部の海辺「平磯ベランダ」も。写真盛りだくさんでご紹介します。

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緑の中に遊歩道が続く 平磯緑地

平磯緑地は、下水処理場「神戸市西水環境センター 垂水処理場」の埋立地内にある、東西方向に細長い緑地です(下写真の黄色線で示した部分)。緑地内に遊歩道が設けられています(長さ1.5kmほど)。

こちら、山陽電車・東垂水駅前から続く長い歩道橋を渡って平磯緑地へと入ったところ。
左に進むとなぎさの池、写真中央奥に平磯芝生広場、右に進むと体育館・恋人岬方面です。
この記事では ここから東(写真左)へと歩き、万葉歌碑と屋外アート作品、さらにその先の海辺「平磯ベランダ」を見に行ってみます。

緑の中、遊歩道が続きます。

北側を見ると、木々の間から山陽電車・東垂水駅が。
東垂水駅は 兵庫県最南端の鉄道駅です。

腹筋ベンチ

橋を渡って さらに東へ。
この橋の下は、国道2号「下水処理場前」交差点から 垂水処理場の埋立地への入口となる道路です。

緑豊かな散歩道ではありますが…

このように、すぐ北側に国道2号・JR神戸線・山陽電車が並行しており、クルマや列車の通過する音はかなり聞こえます。

何か所か東屋やベンチもあります。

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平磯緑地の万葉歌碑

平磯緑地の遊歩道には、平磯緑地のある垂水(神戸市垂水区)にゆかりのある万葉集の歌を刻んだ万葉歌碑があります。
万葉集3025【石走 垂水之水能 早敷八師 君尓恋良久 吾情柄】作者未詳
石走(いはばし)る 垂水の水の 愛(は)しきやし 君に恋ふらく 我が心から

万葉歌碑は全部で6基。
なぜか平磯緑地全体に分散せず、東の方に集中して6基配置されています。(下の写真の黄色線部分あたり)

おせんべさん
おせんべさん

それぞれの歌の「垂水」がここ神戸市の垂水を指すかどうかについては 諸説あるんだって。

万葉集1418【石激 垂見之上乃 左和良妣乃 毛要出春尓 成来鴨】志貴皇子
石ばしる 垂水の上の 早蕨の 萌え出づる春に なりにけるかも

はまぐりくん
はまぐりくん

万葉集の原文は、日本語の音を漢字で表した「万葉仮名」を使って 全て漢字で書かれてるんだよね。

原文と読みが書かれたプレートも、歌碑のそばに設置されています。

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平磯緑地の屋外彫刻アート

平磯緑地東端部付近には、屋外彫刻も設置されていますよ。
こちら、「コンナイイモノミタコトナイ」最上壽之(1936~2018)・1980(昭和55)年作
(第7回 神戸須磨離宮公園現代彫刻展 朝日新聞社賞)
最上壽之さんと言えば、みなとみらいの「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」を作られた方ですね。

はまぐりくん
はまぐりくん

「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」は、

ランドマークプラザの横にある 金属製のくねっくねの 大きな作品ね!

こちらは、「ロマンチスト」中岡慎太郎・1989(平成元)年作
(第5回 神戸具象彫刻大賞展 優秀賞)
中岡慎太郎さんは、岐阜県大垣市生まれの彫刻家さん。

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平磯緑地東端「平磯ベランダ」から海を眺める

平磯緑地東端部は 遊歩道が海辺へとつながっています。

「平磯ベランダ」と呼ばれるこの海辺に 降りてみましょう。

海を覗いてみると、ウニがいました。

平磯緑地へのアクセス・駐車場

平磯緑地の最寄り駅は、山陽電車・東垂水駅です。
クルマ利用なら、平磯緑地の西端あたりに有料駐車場「タイムズ垂水スポーツガーデン」があります。
詳しくは、こちらの記事「兵庫県最南端の東垂水駅から 平磯緑地(恋人岬・体育館・芝生広場方面)へのアクセス」をご覧ください。

以上、平磯緑地の遊歩道の「万葉歌碑」や屋外彫刻アート、そして東端部海辺「平磯ベランダ」のお話でした!

最後までご覧いただき ありがとうございます。

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