山陰有数の観光スポットのひとつ「水木しげるロード」(記事こちら)の最寄り駅、JR境線の終点駅「境港駅」(鳥取県境港市)。
この境港駅の様子を、JR境線を走る「鬼太郎列車」や、公共交通利用での観光に便利なコインロッカーの情報等と合わせてお届けします。
境港駅は「JR境線」の終点駅
境港駅は、鳥取県境港市を代表する駅で、米子駅~境港駅を結ぶJR西日本・境線の終点駅です。
また、鳥取県の最西端の鉄道駅でもあります。
(鳥取県西端の駅であることをアピールするようなものは、私の知る限り現地に見当たりません。)
JR境線の終点なので、線路はここで行き止まり。
この境港駅の所属するJR境線は、米子駅~境港港駅を結ぶ17.9kmの鉄道路線。
回送列車用の一部区間を除き、非電化(線路上空に電線がない)で、営業列車は全て気動車(電気+モーターではなく、 軽油でディーゼルエンジンを回して走る車両。)で運転されています。
運転本数は1時間に1本程度と少ないですので、
予めJR公式サイト等で時刻をよく確かめてからの利用がお勧めです。
ちなみに、境線でも全線でICOCA・Suica等のICカード乗車券が使えます。
なお、境港駅の目の前(ほぼ直結)にある大きな建物は、みなとさかい交流館。
観光案内所・お土産店や隠岐汽船のターミナルなどが入っている施設で、1Fには回転寿司「ヒトトセ」(記事こちら)があります。
境港駅は「水木しげるロード」最寄り駅
境港駅は、山陰有数の観光地のひとつ「水木しげるロード」の最寄り駅。
JR境線では各駅に、鬼太郎にちなんだ「妖怪名の愛称」が付けられています。
水木しげるロードの最寄り駅である境港駅は、主人公の「鬼太郎」駅ね。
駅前の自動販売機も、鬼太郎仕様。
境港駅すぐ横のみなとさかい交流館には、鬼太郎ファミリーの大きな壁画。
駅のすぐ前に、水木しげる先生。
さすが、水木しげるロード最寄り駅。
駅前から とにかく妖怪だらけです。
境線で運転される「鬼太郎列車」(指定席なし・全車自由席)
境線では、ほとんどの列車が鬼太郎列車(鬼太郎をはじめとした妖怪イラストラッピング車両)で運転されています。
鬼太郎列車は普通列車(全車自由席)で指定席もありませんので、乗車するにあたって運賃以外の特別料金や予約等は必要ありません。
鬼太郎列車は「鬼太郎」「ねずみ男」「ねこ娘」「目玉おやじ」「こなき爺」「砂かけ婆」の6両があり、どの妖怪がやってくるかもお楽しみのひとつですよ。
この写真は「鬼太郎」車両ですね。
(2018年に、6妖怪のラインアップは同じままで 各車デザインがリニューアルされました。)
境港駅に到着し、折り返し米子駅行きとなって発車を待つ鬼太郎列車。
イマドキっぽいデザインの鬼太郎列車ですが、ラッピングのベースとなっている車両は、国鉄時代製造の「キハ40系」と呼ばれる超ベテラン車両です。(下の写真の車両は1981年製造)
境港駅を出て 米子方面へと向かう鬼太郎列車。
この便は 2両編成で、「鬼太郎」と「ねずみ男」の併結でした。
ちなみに、この下2枚は、2018年のリニューアル前の鬼太郎列車。(2017年撮影)
「砂かけ婆」と「こなき爺」。
境港駅の駅舎にも、鬼太郎列車の紹介が。
ちなみに、
鬼太郎列車に乗車できなくても、境港駅に停車中の列車は 駅前からよく見えます。
境港駅のコインロッカー
JR境線で境港駅に到着後に水木しげるロード等を散策する場合、気になるのが荷物。
境港駅駅舎待合室内(到着ホームから駅舎に入ってすぐ右手)にコインロッカーがあります。
水木しげるロードは800mほどの長さがありますし、商店街の各店入店時のことも考えると身軽に越したことはありませんね。
なお、コインロッカーに入らない大きな荷物は、すぐ横のみなとさかい交流館内の境港市観光案内所で預かってもらうこともできます(有料)。
また、境港駅すぐ横のみなとさかい交流館内(1F)にも、コインロッカーがありますよ。
以上、
山陰有数の観光スポットのひとつ「水木しげるロード」の最寄り駅 JR境線 境港駅と、鬼太郎列車や便利なコインロッカーのお話でした!
最後までお読みいただき ありがとうございます。