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旅行・観光(その他地域)

国鉄初の空港駅!連絡歩道橋に謎の行き止まりが…(JR南千歳駅)

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札幌方面と 新千歳空港・釧路・函館方面など多方面への結節点の役割をもつJR北海道の主要駅、南千歳駅(北海道千歳市)。

南千歳駅の駅名標
ここで路線が分かれるため、隣駅の表示が「新千歳空港」「追分」「植苗」の3つ。

特急列車も全列車停車

南千歳駅を発車する特急おおぞら
札幌~釧路を結ぶ 特急「おおぞら」
南千歳駅を発車した特急すずらん
札幌~東室蘭を結ぶ 特急「すずらん」

さて、こちらは そんな南千歳駅の改札口前。
改札口を出て右(北口)へ向かう人が多い中、左手にもひっそりと出口が。

南千歳駅改札口前から古びた通路を見る
通る人もまばら。ガラスの向こうは雰囲気が違う。

ガラス扉を通って古びた通路を進むと、行き止まり

北口と雰囲気の違う古びた通路
古びた通路の行き止まり。北口とは雰囲気が全く違う。

この通路は実は「元」空港連絡通路
現在の「新」千歳空港がまだ「千歳空港」だった時代に、空港ターミナルビルへとつながってたんですって!
その頃のここ南千歳駅の駅名は ずばり「千歳空港駅(国鉄初の空港連絡駅として1980年開業)。
1992年に現在の位置に「新」千歳空港駅が開業して空港直結駅の立場をゆずるまでの12年間、この通路が駅と空港をつなぐ通路として活躍してたんですね。

千歳空港駅時代の元空港連絡通路
今は通る人もまばらですが、空港連絡してた当時は すごい人通りだったことでしょう。

今は、
国道36号を渡る通路(渡った先に 支笏湖・千歳駅・札幌駅などへのバス乗り場がある)として ほそぼそと余生を送っているみたい。

連絡通路から国道へ下りる階段がある
写真左手に階段がある
国道へつながる階段
階段は 国道36号の歩道(バス乗り場がある)につながる

上の写真の階段を降りたところ。
その昔 この写真左手に空港ターミナルビルがあって、連絡通路がつながっていたってことね。

階段を下りたところ
バス乗り場は、写真右奥方向へ 歩道を進んだ先にある。

ちなみに、南千歳駅「北口」を出ると 運営終了が発表された 千歳アウトレットモール・レラがあります。
(千歳アウトレットモール・レラのお話はnoteにあります。)

千歳アウトレットモール・レラ外観
千歳アウトレットモール・レラ。運営終了が発表された。

以上、南千歳駅(旧千歳空港駅)にある「空港連絡駅の名残り」のお話でした!

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