「関西の奥座敷」有馬温泉の、神戸電鉄有馬温泉駅近くにある「湯けむり広場」。
電車で有馬温泉を訪れた場合 ほとんどの方が前を通る場所ですが、あまり知られていない気がするのが「滝の裏側」に行けること。写真で詳しくご紹介します。
有馬温泉「湯けむり広場」
神戸電鉄・有馬温泉駅から南へ50mほどのところにある「太閤橋」交差点の南西角にあるのが、「湯けむり広場」。
中央に「湯けむりに見立てた」滝がある広場です。
あくまで「湯けむりに見立てた」ものなので、水は温泉ではありません。
かっぱ伝説の定山渓温泉から贈られた かっぱ像「友情」
滝の前には、有馬温泉と姉妹提携している定山渓温泉(札幌市南区)から提携20年を記念して1993(平成5)年に贈られた、かっぱの像「友情」が。
札幌の奥座敷・定山渓温泉は、
「かっぱ伝説」がある温泉なんだよね。
有馬温泉三恩人の一人 豊臣秀吉像
滝に向かって右手には、豊臣秀吉像が。神戸出身の彫刻家 新谷英子さんの作品です。
豊臣秀吉は、9回にわたって有馬温泉を訪れて湯治した 大の有馬温泉好き。有馬温泉が災害の被害を受けたときに復旧改修に尽力するなど、有馬温泉「三恩人」の一人とされています。
【有馬温泉の「三恩人」とされる人物】
行基上人(奈良時代):724年に温泉寺を創設。衰退気味だった有馬温泉を復興。
仁西上人(平安時代):1097年に発生した大洪水により荒廃した有馬温泉を復興。
豊臣秀吉(安土桃山時代):慶長の大地震被災からの復興・川の改良工事を行い洪水予防 等。
湯けむり広場・滝の裏側へ!
湯けむり広場・滝の裏側へは両サイドの階段から
湯けむり広場の左右両端に階段があり、そこから滝の裏側へ行くことができます。
下写真の豊臣秀吉さんの後ろに見えるのが、その階段です。(広場の反対側にもあります)
階段はこんな感じ。写真左下に滝が見えてます。
階段を上ると、滝の上のちょっと広いところに出ます。
そしてこのちょっと広い所に、こんな感じの階段があります。
滝の裏側に到着
この階段を下りると、滝の裏側に到着です。
風向きによっては、けっこう滝の水が吹き込みますのでご注意を。
豪雨時の軒先雨宿りみたいなものですからね。
なお、「あんなところに人が!」みたいな目で見られることもw
かっぱさんを背後から。
以上、有馬温泉駅近くの「湯けむり広場」の滝の裏側のお話でした!
最後までご覧いただき ありがとうございます
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