竹原駅から”うさぎ島”大久野島への船が出る 忠海港へ
「うさぎの島」として知られる大久野島(広島県竹原市)。
この記事では、”安芸の小京都”竹原市の中心駅、JR呉線・竹原駅から大久野島へのアクセス(JR+徒歩で忠海港へ)についてご案内。
“地方の電車事情”に不慣れな都会暮らしの方にも できるだけ分かりやすくご紹介します。
竹原駅から”うさぎ島”へのアクセス・まずは電車で忠海駅へ
JR呉線・竹原駅
こちら、JR呉線の竹原駅。
今回はこの駅から、”うさぎの島”大久野島を目指します。
竹原駅駅舎内の待合室(改札外)。
飲み物の自動販売機やコインロッカーもあります。
これは都会でも同じですが、何らかの事情で「運転見合わせ」になると電車内閉じ込め時間が長くなることがあります。水分補給できる飲料をお持ちでない方は、乗車前に自動販売機で確保されることをお勧めします。
呉線の乗車には、Suica・ICOCAなどの交通系ICカードが使えます。(自動券売機で切符を買って乗ることもできます。)
竹原駅には自動改札機はありません。
Suica・ICOCAなどの交通系ICカードで乗る方は、写真右端の「入場」と書かれた機械(黄色〇を付けました)にタッチして改札口を通ります。(改札口から「出る」ときは「出場」にタッチ)
なお、ICカードへのチャージは自動券売機ですることができます。
改札口からホームへは 跨線橋を渡る必要がありますが、バリアフリー用のエレベーターもあります。
竹原は「竹のまち」なんだね!
呉線は ご覧の通り運転本数が少ないので、予め時刻表をしっかりと確認(船との接続も含め)されることをお勧めします。
地方では「来た電車に乗る」ではうまく移動できません。
(写真は 参考に2024年7月撮影。ご利用の際はご自身で最新情報をお確かめください)
呉線 福山・三原方面行き電車で忠海(ただのうみ)駅へ
竹原駅から、福山・三原方面行き電車に乗ります。
乗る方面を間違えると、都会と違ってすぐに戻ってくることが困難です(運転本数が少ないので)。ご注意ください。
呉線では「ワンマン運転」が行われていますが、呉線の場合は全ての扉から乗降できる(都会では当たり前ですが…)ので特に気にすることはないと思います。(地方のワンマン運転では一部のドアしか開かない路線もある)
竹原駅のホームは ご覧の通りかなり長いですが、来る電車の編成は短く(2~6両編成)、階段寄り(西寄り)に停車します。
ホームの東端の方で待ってると、目の前には電車が止まりません。
ちなみに、短い電車しか来ないのにホームが長いのは、その昔 特急列車など長い編成の列車が走っていた名残りです。長~いホームにちょこんと短い列車、地方あるあるですね。
呉線は単線の いわゆる”ローカル線”ですが、「Red Wing」という愛称の今時っぽい車両で運転されています。
呉線の車内。
この写真は空いてる時間帯ですが、時間帯によってはけっこう混雑します。
なお「乗り過ごし」には十分ご注意ください。都会と違って すぐ引き返して来ることが困難です(電車の本数が少ないので)。
竹原駅から12分で 忠海駅に到着
竹原→大乗→安芸長浜→忠海と停車し、竹原から約12分(便による)で、忠海駅(ただのうみえき)に到着。
さっそく うさぎさんがお出迎え。
ICカードで乗車した方は「出場」の機械にタッチ、切符で乗車した方は「きっぷ回収箱」に竹原駅で買った切符を入れて、駅から出ましょう。
忠海港は忠海駅から徒歩300mでアクセス便利
JR忠海駅から忠海港(フェリー・客船乗り場)へは、徒歩300mほどです。
ちなみに忠海駅の西側にはコンビニ(ファミリーマートJR忠海駅前店)があります。
*忠海港や うさぎ島(大久野島)には、コンビニはありません。
忠海駅(改札口も駅出口も一か所だけ)を出て、
駅前の通り(国道185号)を右(福山・三原方面)へ。(下写真黄色矢印方向)
国道185号を東へ200mほど歩いて…
「忠海港→」の標識に従って、一つ目の角を右折。
港の船溜まり沿いの道を進み、踏切を渡ると…
忠海港フェリー・客船乗り場に到着です。
写真の売店の中にある自動券売機で、大久野島への乗船券を購入できます。
忠海港から大久野島へは 船で15分・別記事で徹底ガイド
忠海港から船に乗れば、約15分で”うさぎの島”大久野島ですよ。
忠海港~大久野島の航路については こちらの記事で詳しく説明していますのでご覧ください
最後までご覧いただき ありがとうございます。