札幌方面と 新千歳空港・釧路・函館方面など多方面への結節点の役割をもつJR北海道の主要駅、南千歳駅(北海道千歳市)。
特急列車も全列車停車。
さて、こちらは そんな南千歳駅の改札口前。
改札口を出て右(北口)へ向かう人が多い中、左手にもひっそりと出口が。
ガラス扉を通って古びた通路を進むと、行き止まり。
この通路は実は「元」空港連絡通路。
現在の「新」千歳空港がまだ「千歳空港」だった時代に、空港ターミナルビルへとつながってたんですって!
その頃のここ南千歳駅の駅名は ずばり「千歳空港駅」(国鉄初の空港連絡駅として1980年開業)。
1992年に現在の位置に「新」千歳空港駅が開業して空港直結駅の立場をゆずるまでの12年間、この通路が駅と空港をつなぐ通路として活躍してたんですね。
今は、
国道36号を渡る通路(渡った先に 支笏湖・千歳駅・札幌駅などへのバス乗り場がある)として ほそぼそと余生を送っているみたい。
上の写真の階段を降りたところ。
その昔 この写真左手に空港ターミナルビルがあって、連絡通路がつながっていたってことね。
ちなみに、南千歳駅「北口」を出ると 運営終了が発表された 千歳アウトレットモール・レラがあります。
(千歳アウトレットモール・レラのお話はnoteにあります。)
以上、南千歳駅(旧千歳空港駅)にある「空港連絡駅の名残り」のお話でした!