倉敷美観地区の北側にある阿智神社には「西参道」と「東参道」が。
緑豊かな鶴形山の高台を通る阿智神社の参道の様子を、各参道の入口へのアクセスも含めて詳しくご紹介します。
倉敷駅から阿智神社「西参道」入口へのアクセス
JR倉敷駅南口(改札口出て左)を出て、歩行者デッキを「天満屋」方向(駅南口から見て左奥方向)へと歩いて国道429号を超え、アーケード商店街「倉敷センター街」へ。
倉敷センター街アーケード内の分岐点(広場の角)を南へ進み、そのまま「えびす通商店街」のアーケードへ。
倉敷駅前から続いたアーケード(倉敷センター街+えびす通り商店街)の屋根が終わると左手に見えるのが、阿智神社西参道の入口です。(倉敷駅南口からここまで 徒歩約700m)
西参道を阿智神社境内入口「随身門」まで歩く
阿智神社は鶴形山(標高40m)の山の上にあるので、参道は「上り」です。
鳥居をくぐって、直進。
なお、鳥居の先の右奥方向の小径(上写真の鳥居の右柱奥に見える道)を進むと、観龍寺の西門に至ります。
鳥居を振り返って。
石段が続きます。
左手に 倉敷の街並みが。こちらは美観地区とは逆側(北側)なので、白壁やなまこ壁の風景って感じではありません。
この先、参道を進むと南側に美観地区が見えてきます。
けっこう上ってきたね
どんどん進みましょう。
ちなみに、右手に見える塀の向こうは 観龍寺です。
「西参道」は観龍寺さんの北側を回り込むコースなので、東参道に比べて阿智神社までの距離が長いです。
ただ、距離が長い分 東参道より傾斜は緩やかですよ。
道なりに右へ曲がります。
この分岐は、左折が阿智神社方面です。
(写真右奥方向へと進むと 観龍寺の山門横に出ます)
上の写真の分岐点を左折して、その先の階段を上ります。
階段を上り切ると、分岐が。
西参道は、右側の石段と鳥居のある道です。
ここを左へ進むと、境内の北にある阿知の藤への近道です。
木漏れ日が いい感じだね
右手には、木々の隙間から倉敷美観地区が。
「懸造」が印象的な絵馬殿(絵馬書き所)の下を通ります。
手水舎に到着~!
この日は紫陽花の花手水になってました。(6月撮影)
手水舎のすぐそばのこの階段を上がって随身門をくぐると、拝殿があります。
「観龍寺」山門脇から西参道へつながる道も
旧中国銀行や倉敷公民館の北側にある「鶴形山隧道」脇「宝寿山観龍寺」の階段を上がっても、阿智神社西参道の途中に出ることができます。
上の写真の階段を上がって、観龍寺さんの山門右手の道を進むと…
阿智神社西参道の途中に出ます。
では次は「東参道」のお話に移ります。
阿智神社「東参道」へのアクセスは 倉敷本町通りから
阿智神社「東参道」の入口は、倉敷美観地区 本町通りにあります。
昔ながらの建物が並ぶ本町通りは、倉敷川畔と並ぶ 倉敷美観地区のメインストリートですよ。
有名焼鳥店高田屋さんの角が、東参道の入口です。(下の写真左すみに鳥居が見えてます)
商店街アーケードを抜けて、西参道入口前の通りをまっすぐ400mほど歩くと、この東参道入口に至ります。(倉敷駅南口から ここまで約1,100m)
東参道「米寿坂」「還暦坂」を上って阿智神社へ
さて、東参道を上りましょう。
西参道は全体的になだらかな上りでしたが、東参道はかなり急な上り(階段)です。
鳥居をくぐってすぐのこの階段は「米寿坂」(88段)。階段に名前が付けられているんですね。
階段の途中には「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」のミュージアムカフェ「茶屋国芳」がありますよ。
「米寿坂」の次の階段は、「還暦坂」(61段)です。
「還暦坂」の階段を上り切ると、西参道と合流、手水舎と随身門の前です。
ちなみに この随身門の階段は「厄除坂」(33段)と言うそうですよ。
阿智神社「西参道」「東参道」地図
水色:阿智神社「随身門」「拝殿」
黄色:西参道 (緑色:観龍寺から西参道の途中へのルート)
青色:東参道
以上、【日本一の藤】が有名な倉敷の総鎮守「阿智神社」へのアクセス「西参道」「東参道」のお話でした!
最後までご覧いただき ありがとうございます。