愛知のパワースポット「竹島」は小さな無人島
愛知のパワースポットとして知られる「竹島」。
愛知県蒲郡市の約400m沖合、三河湾に浮かぶ 周囲700mほどの小さな無人島です。
歩いて渡れる「近い島」なのに対岸とは植生が異なることから、1930(昭和5)年に天然記念物に指定されました。

竹島へは、橋長387mの「竹島橋」が架かっています。
竹島橋の辺りは遠浅の砂浜で、時期や時間によっては大きく潮が引いて 竹島が地続きになることも。

竹島橋周辺の海岸は、水辺まで降りることができる構造です。潮が引いていれば、けっこう沖まで砂地を歩いて行けます。例年4~6月頃には潮干狩り(有料)が開催されます。
なお、写真右奥に見える大きな建物は、ホテル竹島。2軒あるレストランではランチもやってますよ。

さあ、竹島橋(橋長387m)を渡って竹島へ!
この竹島橋は1986(昭和61)年竣工。蒲郡市の「景観重要建造物」に指定されています。

竹島橋を渡った先には、鳥居が。

なるほど愛知のパワースポット!島全体が「天然記念物」で「神域」
竹島には「八百富神社」があり、全体が神域とされています。
さらに八百富神社には「宇賀神社」「大黒神社」「千歳神社」「八大龍神社」の境内社があります。
全体が天然記念物で5つの神社がある竹島、このようなことからパワースポットとされているのでしょう。


鳥居が、大きさの割にずいぶん低く見えるよね。
どうなっているのか、あとで海岸から見てみよう。
竹島橋を渡った先、神社の社殿までは急階段が100段ほどあります。歩きやすい靴・動きやすい服装をオススメします。

八百富神社参拝後は竹島の海辺の遊歩道を散策
竹島南端部「竜神岬」
階段を上がり、ご本殿に参拝して境内をさらに奥へと進むと、竹島の南端部に出ます。

木々の間から見える三河湾がいい感じ。

ここから、竹島西岸の海辺の遊歩道を歩き、竹島橋まで戻りましょう。
「遊歩道」ですが、足場の悪いところもあり案外険しいのでご注意。さっそく木の幹が頭上に迫り、屈まないと通行できない場所が(下写真)。

こちらが、竹島南端、竜神岬です。
竜神岬から下写真右方向へ進んで、竹島北端・竹島橋のたもとを目指しましょう。

竹島西岸 海辺の遊歩道を歩いて竹島北端を目指す
竹島西岸の海辺に、細い遊歩道が続きます。

写真は かなり潮が引いているタイミングです。満潮時はもう少し海が遊歩道に近づきます。
写真奥には、蒲郡駅前のアピタ蒲郡店やABホテル蒲郡・マルホン胡麻油で有名な竹本油脂本社が見えています。

木々が遊歩道に迫る場所も。

写真は載せませんが、海辺なので「フナムシ」がけっこういます。苦手な方はご注意を。

潮が引いていれば、砂浜が現れる場所も。

遊歩道の終点(竹島の北端)近くには「焙烙岩」が。(下写真の石灯篭が立っている岩)
この岩の北側(写真に写ってない面)には、名古屋城の築城時に石を切り出そうとした跡(矢穴)がありますよ。

竹島南端部から、島の西岸を歩いて竹島橋が見えるところまでやってきました。
写真奥の高台に見えるお城のような建物は、昭和9年開業の歴史あるホテル蒲郡クラシックホテルです。

上でも書きましたように、時期によっては大きく潮が引いて 竹島が地続きになることも。この日もかなり潮が引いていますが、あと一歩のところで完全には繋がりませんでした。

橋の橋脚を見れば、潮の満ち引きの具合がよく分かります。
この写真を撮ったときはかなり潮が引いていますが、満潮時には下写真の矢印のあたりまで海面が上がるようです。かなりの高低差ですよね。

下から見た竹島橋と鳥居
先ほど、竹島橋の上から低く見えた鳥居。
鳥居が先にあったところに 後から橋を架けたので、こんな感じになっています。

さて、また竹島橋を渡って 戻りましょう。

竹島橋の本土側目の前には、八百富神社の「遥拝所」が。
昔は竹島への橋が架かっておらず一般の参拝が困難でした。そこで、竹島に渡らなくても八百富神社にお参りできるよう、陸側に遥拝所が設けられたそうです。

パワースポット竹島は”愛知のウユニ”「ガマニ塩湖」でも有名
竹島は、ウユニ塩湖のようなリフレクション写真が撮れると話題の「ガマニ塩湖」でも知られています。
「ガマニ塩湖」の撮影場所・撮り方については、こちらのガマニ塩湖 場所・駐車場・撮り方(愛知県蒲郡市・竹島)の記事をご覧ください。
愛知のパワースポット「竹島」八百富神社へのアクセス
【電車で】蒲郡駅で下車して徒歩かバス
JR東海道線・名鉄蒲郡線「蒲郡」駅下車 徒歩またはバス
・蒲郡駅から徒歩なら 約1.3km(竹島橋まで)。標準的な歩行速度と言われる80m/分で計算すると、約16分です。
・蒲郡駅からバスなら「蒲郡市民病院前行き(循環)」か「丸山住宅行き」に乗車して「竹島遊園」バス停下車、バス停からは徒歩約300mです。(バスの所要時間は便により2~22分程度と大きく異なります)

【車で】駐車場あり(平日無料)
・東名・音羽蒲郡ICから約10km。
・名豊道路(蒲郡バイパス)・蒲郡ICから約4km。
竹島へ渡る竹島橋のすぐ近くに、観光用の「竹島駐車場」があります。
なお「竹島駐車場」には、二輪車は入場できません。自転車・バイク置場は、竹島水族館の前にあります。
竹島駐車場 | |
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駐車料金 | 4~5月以外の土日祝日:1日1回300円 4~5月の土日祝日:1日1回 500円 (有料時間 9~17時) 平日:無料 *潮干狩り時期は平日も有料の日あり |
営業時間 | 24時間営業 *イベント等で使用できない場合あり |
WEB情報 | 竹島駐車場のご案内(蒲郡市サイト) |
お出かけの際はご自身で最新情報をお確かめください

以上、愛知県のパワースポット竹島・八百富神社のお話でした!
最後までご覧いただき ありがとうございます。
*お出かけの際は ご自身で最新情報をお確かめください