岡山県瀬戸内市にある「日本一のだがし売場」。「日本一の駄菓子屋さん」と名高いこの巨大駄菓子店の中に、お菓子の神様・田道間守(たじまもり)公をお祀りする神社があります。
日本一の駄菓子屋さんの中に神社が?
日本一の駄菓子屋さん!として知られる「日本一のだがし売場」(岡山県瀬戸内市)。
テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」などテレビ番組でも紹介され、その売場の巨大さが話題を呼んでいる大人気駄菓子店です。

この「日本一のだがし売場」のテニスコート約10面分と言われる巨大な売り場の一角に「だがし神社」があります。
日本一の駄菓子屋さんとして知られる「日本一のだがし売場」については、こちらの記事で写真で詳しくご紹介しています。
お菓子の神様 田道間守公を祀る「だがし神社」
こちらが、巨大な売り場の中にある「だがし神社」ですよ。

お菓子の神様 田道間守公をお祀りする「ちゃんとした」神社
この「だがし神社」、売場のディスプレイ的なモノではなく、「ちゃんとした」神社なんです。
祀られているのは、お菓子の神様「田道間守」(たじまもり)公。
和歌山県海南市にある田道間守公をお祀りする橘本神社(きつもとじんじゃ)から分社して、2021(令和3)年の「だがしの日」(3月12日)に設立されたんですって。

【田道間守(たじまもり・たぢまもり)】:
奈良時代の歴史書「古事記」「日本書紀」に登場する人物。お菓子の神様(菓祖)として知られる。また「橘」(現在のミカンの原種とされる)を中国から持ち帰ったことから、「みかん」「柑橘」の神様としても信仰される。
田道間守公の命日とされる3月12日は「だがしの日」として登録されている。(だがしの日の「だがし」が平仮名なのは、子どもたちに分かりやすくする配慮。)
「だがし神社」らしく、お供え物は駄菓子です。


「だがし神社」の御朱印・おみくじ・絵馬なども
だがし神社の「御朱印」やグッズもあります。
御朱印は、だがし神社が分社された橘本神社(きつもとじんじゃ)の宮司さんの書によるもの。初穂料(御朱印を頂くための代金)を「おみくじ代金入れ」に入れて御朱印の紙を頂き、「自分で参拝日を記入する」スタイルです。

神社の横では、駄菓子パッケージコラボの御朱印帳が販売されています。

「絵馬」も販売されていて、ちゃんと神社横に「絵馬掛け所」もあります。

だがし神社のおみくじもありますよ。
普通の「おみくじ」と「こどもおみくじ」に分かれています。

「絵馬掛け所」の隣に「おみくじ結び所」もあるよ。

おみくじ(普通のおみくじ)に付いていた紙片に「プチプチうらないを食べてツボを押すと体がほぐれるかも?」と書かれていたのでw、買って帰りました。


「プチプチうらない」は、大阪(八尾)の老舗駄菓子メーカー「株式会社チーリン製菓」さんのチョコレート菓子ね!

「だがし神社」では例祭も行われており、だがし神社が分社された橘本神社(きつもとじんじゃ)の宮司さんが和歌山から岡山まで来られて神事を執り行われるそうです。(下写真は 令和7年春の例祭の案内掲示)

以上、「日本一の駄菓子屋」さんにある、お菓子の神様・田道間守公をお祀りする「だがし神社」のお話でした!
最後までご覧いただき ありがとうございます。
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